文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫) の感想

268 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫)
発売日2014-07-31
製作者朝霧 カフカ
販売元KADOKAWA/角川書店
JANコード9784041017135
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

まず、この手の漫画から始まった2次小説、スピンオフは元の漫画ネタを知っているからこそ、
萌え、受け、楽しめる世界なので、日本文学史的な小説世界を求めても無駄。
彼らは登場人物として、有名な文豪の名前を借りているに過ぎない。
その能力も「異能」と称されるもので、どういう異能なのかは、漫画本来の作品の中で
味わうべきものだということを踏まえて、このラノベを楽しんでほしい。
堅苦しいこと抜きで。

実際の織田作之助はあまり好きじゃないので、この作品でこんなに格好良く描いて貰ってずるい。(笑)
でも、人間って、自分の出来なかったこと、将来の夢や憧れを
他人に託すってことはよくあることなので、その延長線上の話と見た。

最近有名な別の小説に描かれた太宰像を借りるとすれば、
「お前はきりょうがわるいから、愛嬌だけでもよくなさい。
お前はからだが弱いから、心だけでもよくなさい。
お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい」を実行する太宰誕生のきっかけを
織田作が作ったって話かな。

同じ生きるのなら、「人を助ける側」とは、泣ける。
確かに朝霧さん、書くにつれて上手くなってきているようだ。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫) を買う

アマゾンで購入する
KADOKAWA/角川書店から発売された朝霧 カフカの文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫)(JAN:9784041017135)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.