文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫) |
発売日 | 2014-07-31 |
製作者 | 朝霧 カフカ |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784041017135 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
まず、この手の漫画から始まった2次小説、スピンオフは元の漫画ネタを知っているからこそ、
萌え、受け、楽しめる世界なので、日本文学史的な小説世界を求めても無駄。
彼らは登場人物として、有名な文豪の名前を借りているに過ぎない。
その能力も「異能」と称されるもので、どういう異能なのかは、漫画本来の作品の中で
味わうべきものだということを踏まえて、このラノベを楽しんでほしい。
堅苦しいこと抜きで。
実際の織田作之助はあまり好きじゃないので、この作品でこんなに格好良く描いて貰ってずるい。(笑)
でも、人間って、自分の出来なかったこと、将来の夢や憧れを
他人に託すってことはよくあることなので、その延長線上の話と見た。
最近有名な別の小説に描かれた太宰像を借りるとすれば、
「お前はきりょうがわるいから、愛嬌だけでもよくなさい。
お前はからだが弱いから、心だけでもよくなさい。
お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい」を実行する太宰誕生のきっかけを
織田作が作ったって話かな。
同じ生きるのなら、「人を助ける側」とは、泣ける。
確かに朝霧さん、書くにつれて上手くなってきているようだ。
萌え、受け、楽しめる世界なので、日本文学史的な小説世界を求めても無駄。
彼らは登場人物として、有名な文豪の名前を借りているに過ぎない。
その能力も「異能」と称されるもので、どういう異能なのかは、漫画本来の作品の中で
味わうべきものだということを踏まえて、このラノベを楽しんでほしい。
堅苦しいこと抜きで。
実際の織田作之助はあまり好きじゃないので、この作品でこんなに格好良く描いて貰ってずるい。(笑)
でも、人間って、自分の出来なかったこと、将来の夢や憧れを
他人に託すってことはよくあることなので、その延長線上の話と見た。
最近有名な別の小説に描かれた太宰像を借りるとすれば、
「お前はきりょうがわるいから、愛嬌だけでもよくなさい。
お前はからだが弱いから、心だけでもよくなさい。
お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい」を実行する太宰誕生のきっかけを
織田作が作ったって話かな。
同じ生きるのなら、「人を助ける側」とは、泣ける。
確かに朝霧さん、書くにつれて上手くなってきているようだ。