Heat Wave: Nikki Heat Book 1 の感想

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タイトルHeat Wave: Nikki Heat Book 1
発売日2012-10-26
製作者Richard Castle
販売元Titan Books
JANコード登録されていません
カテゴリ洋書 » Subjects » Mystery & Thrillers » Mystery

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 ニューヨーク市警殺人課の女刑事Nikki HeatとジャーナリストJameson Rookのコンビが活躍するミステリー・シリーズの第1弾。
 資産家Starrが自宅マンションから転落死。殺人の疑いがあるが犯人は分からない。やがてその資産家の膨大な絵画コレクションがごっそり盗難に遭う。そして第2の被害者が…。

 この小説の作者はベストセラー作家のリチャード・キャッスル。彼は市長のコネでニューヨーク市警のケイト・ベケット刑事の犯罪捜査に同行することを許され、実際に発生した殺人事件をヒントにNikki Heatシリーズを書き始めました。Nikkiのモデルはベケット刑事。Rookはキャッスル自身です。

 と、ここまで読んでニヤリとしたあなたは、アメリカABCネットワークで放送中のシリーズドラマ『Castle』のファンにちがいありません。そう、ドラマの主人公キャッスルが第1シーズンの中で書き始めたと言っていたのがこの『Heat Wave(長い酷暑)』です。『Castle』同様、ユーモアにあふれ、そしてミステリーとしても堅固に構築されたこのおしゃれな小説は、心くすぐる読書体験をファンに与えてくれます。

 ドラマの中でキャッスルはNikkiのことをエロい(slutty)と言っていましたが、お堅いベケット刑事をモデルにしていながらNikkiには確かに濡れ場が用意されています。キャッスル(城)をモデルにしたRook(チェス駒の城のこと。だからドラマの二ヶ国語版で「ルック」と訳しているのは誤り。チェスの駒のように「ルーク」と訳すべき)とのロマンスは、これまたドラマ内のキャッスル/ベケットのすれ違いにやきもきさせられているファンには嬉しい限りです。
 そして、怪しい容疑者が陸続と現れ、最後に明らかにされる謎と、犯人との最終決戦のサスペンスフルな展開は、従来のミステリーファンを十分堪能させてくれるでしょう。
 
 英語はそれほど難しくありません。犯罪捜査にまつわる英語表現が分かっていればこの原書を楽しめるはずです。

 Nikki Heatシリーズはこの後、『Naked Heat』、『Heat Rises』、『Frozen

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