検証 福島原発事故 官邸の一〇〇時間 の感想

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タイトル検証 福島原発事故 官邸の一〇〇時間
発売日販売日未定
製作者木村 英昭
販売元岩波書店
JANコード9784000258524
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » エネルギー » 核・原発問題

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購入者の感想

「正義は我が頭上にあり」「事実がないなら作ってしまえ」とばかりに吉田調書を意図的に読み間違え、事実上のでっち上げ報道をやらかした木村英昭が書いた愚書。まあ、朝日新聞信用崩壊の歴史的記念碑としての価値は残るが、それ以外は「まったく読む価値の無いねつ造の塊」とみて、ほぼ間違いないでしょう。「東京電力を叩くためなら嘘は許される」という朝日新聞の思い上がりが朝日新聞の存続すら危うくし始めた昨今、その意味で本書の価値はむしろ上がっているのかもしれない(笑

まして、朝日新聞で、誤報でしたすみません、と、社長に頭を下げさせた記事を書いた社員の書いた本。
朝日ではあの記事の取り消しをしたそうなのだが、あの記事を信じた人に、違ってたんだごめん、と、つたえなきゃいけないんじゃないのかな。
つまりは、この本をはじめとした木村著作のすべての真偽があやふやだ。
しかし、こうして、仕事で記事を書いて給料もらって、仕事で得た情報を元に著作を認めて給料ではない収入を得るなんて、じつにうらやましい。
しかもその内容が、ろくに裏をとらず検証せず、あさひはやっていないとは一応いっているが取材で得た情報の一部を抜いたり強調したりして読者をミスリードした内容。
こんな本を読んで、ほかのマスコミがひた隠しにしていた事実が明らかになりすばらしい、などとはとうていおもえない。
あえていおう。検波津を守り災害を少しでも防ごうとしていたひとたちをろくにしゅざいせず、こいつらどうせにげだすつもりだろと思いこみ、そんな思いこみ故に吉田調書を読者がミスリードしやすいよう情報を精選し、日本の国のマイナスイメージを海外に知らしめることで本が売れて儲かって国民は悲惨だけど自分たちはウハウハ。
しんさいひがいしゃにも失礼。

既存メディアの記事にしばしば登場する「関係者」という語句。「関係者」とは、いったい何者か? なぜ実名ではなく、「関係者」という匿名表記がまかり通っていたのか? 本書はこの疑問(=悪しき慣習)に正面から切り込もうとした。その果断さを買う。

すでに多くの論者が指摘しているように、既存メディアが用いる「関係者」は、権力機構の構成員であることが多い。力も、いざとなれば自らの見解を表明する手段をふんだんに所持するその一員が、なぜ長らく「関係者」という衣の下に隠れていたのか? その疑問に筆者は「論」ではなく、「実務」で答えようとした。膨大な脚注は、その証しである。そこには、匿名で扱う必要があった理由が詳細に語られる。個別の取材がどのような条件下で行われたかを示すデータもある。一見すれば、学術書のような体裁を取っては居るが、膨大な脚注はいわば「取材過程の可視化」に他ならない。

従来、多くの既存メディア従業員は、権力に寄り添い、(記者本人の「気持ち」はどうであれ)権力を持つ人々を匿名で扱うことによって彼らが自らに都合のよい情報を流すことに手を貸し、さらに反問なき「オフレコ」を繰り返す中でその傾向を助長させてきた。いま、目の前にあるニュース、実際に目にしたニュース。それがいかなる組み立てによって、ニュースとなって結実したか。それを本書は読者に提示しようとした。そんな内実が示されてこそ、当該報道は「検証」の対象になり得る。取材の組み立てが明示的でない報道は、極端な場合、検証しようにもその材料がなく、多くの場合は当該報道に対する「評論」で終わる。この本から汲み取るべきポイントは、原発事故に関する官邸の対応というよりも、むしろ、情報源を開示しようとする報道の新しい試みにある。

情報源開示の重要性については、元共同通信社の藤田博司氏が

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