信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識 (講談社現代新書) の感想

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タイトル信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識 (講談社現代新書)
発売日販売日未定
製作者山崎 元
販売元講談社
JANコード9784062883467
カテゴリ » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託

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購入者の感想

銀行側の利益は投資家の手数料であることを考えれば、「投信はなるべく安い手数料のものを選んで、許容できる損失を計算して投資金額のほうを調整する」という話は合理的で良いアドバイスだと思います。

ただ中盤のオプション取引や為替の金利裁定についてはちょっと微妙でした。対象の読者層が上記のコア部分の話を多少わかっているレベルの人向けに思えるし、それぞれ1冊本が書けるくらいのテーマなので駆け足になりすぎた感もあります。最後の方にご自身でも「内容をあまり盛りだくさんにすると受け手が持て余してしまう(これまでの筆者の反省点)」と仰っておられる通りかと思います。

しかし話の中心部分については少々過激な口調ながらとても伝わってくるものでした。

あと個人的には定年後の資金繰りを考えるのに「360」を使う話が面白かったです。65歳~95歳までをリタイア後と想定して、360万円あればひと月あたり年金に+1万円、2倍の720万円あればひと月+2万円と考えられるというものです。大雑把な計算ですが貯蓄額などから予算を考えるにはイメージがしやすく使いやすいように思いました。

これからは銀行に貯金しても儲かりませんよというよくある本かと思ったが、銀行員の裏事情を元に、いま現在、銀行の金融商品を買うべきでは無い理由が書かれてある。これを読んだからって簡単にお金持ちになれる訳では無いが、運用の大原則についてたくさん書かれてあるので、お金に対する考え方が鍛えられると思う。一度読んでみる価値はあるのではないか?

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