コンピュータビジョン ―アルゴリズムと応用― の感想
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参照データ
タイトル | コンピュータビジョン ―アルゴリズムと応用― |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Richard Szeliski |
販売元 | 共立出版 |
JANコード | 9784320123281 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コンピュータ・IT |
購入者の感想
本文、約600ページでカラー使用。残りは数学の解説や論文リストです。本文は、数式が少なく理解に要求している数学のレベルも低いです。各項目の説明も短いが、リファレンスは書籍にしては非常に多い。ハンドブック的だなぁと思っていたら、序文にもそう書かれていました(笑)。学部4年やM1で分野を概観したいなら、本書。初学者がビジョンを理解するための勉強用としてはトピックが合うなら、コンピュータビジョン(著 David A. Forsyth)や個別に解説した書籍(ステレオや学習に限れば、数式を含め解説が詳しいのが複数でている)のほうがいいでしょう。
本書一冊で専門分野の勉強や必要な数学を身につけるのには向きません。あくまで、分野の概観を提示してあるという形です。一方、ハンドブックという視点で見ると労作といっていいでしょう。リファーされている論文は2008年くらいまでのものが多い印象でした。ビジョンの進歩は早いのですが、原著の出版年を考えれば十分と思います。自分がこの書籍が欲しかったかと言われると個別に詳しいのを買う&論文読んだほうがと思うので微妙なんですが、ハンドブックが必要な場面があることもありますので、あっても悪くないかなとは思っています。
本書一冊で専門分野の勉強や必要な数学を身につけるのには向きません。あくまで、分野の概観を提示してあるという形です。一方、ハンドブックという視点で見ると労作といっていいでしょう。リファーされている論文は2008年くらいまでのものが多い印象でした。ビジョンの進歩は早いのですが、原著の出版年を考えれば十分と思います。自分がこの書籍が欲しかったかと言われると個別に詳しいのを買う&論文読んだほうがと思うので微妙なんですが、ハンドブックが必要な場面があることもありますので、あっても悪くないかなとは思っています。