複式簿記のサイエンス―簿記とは何であり、何でありうるか 簿記学対話 の感想
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参照データ
タイトル | 複式簿記のサイエンス―簿記とは何であり、何でありうるか 簿記学対話 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 石川 純治 |
販売元 | 税務経理協会 |
JANコード | 9784419056292 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経理・アカウンティング » 簿記 |
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購入者の感想
著者の「変わる社会、変わる会計」(2006年)、「変貌する現代会計」(2008年)、「変わる会計、変わる日本経済」(2010年)と同じく、問答方式で、簿記とは何であり、何でありうるかを追及した書である。会計を勉強し、簿記について少しは知識のある者には、この書でのアプローチに驚き、(ここまでやるかと)カンファタブルでないかもしれないが、簿記の本質を鋭く突き、提示しているように思う。むしろ、簿記、会計の知識がないが、数学的素養のある者、ITで会計システムを構成する者には参考になる。特に、いわゆる直接法によるキャッシュ・フロー計算書も損益計算書、貸借対照表と共に、作成するITシステムの構築に重要なヒントを与えるのではないかと思う。本書の欠点は評者のような凡人には難しすぎることである。