未知との遭遇―無限のセカイと有限のワタシ の感想

296 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル未知との遭遇―無限のセカイと有限のワタシ
発売日販売日未定
製作者佐々木 敦
販売元筑摩書房
JANコード9784480842985
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

イマイチであった。会って何度かめの友人と話をしていて、場がぐっと盛り上がりそうで結局うまくいかない。
そんな感じの読書でした。こちらが悪いのかもしれませんが。

1.既知との遭遇

「未知との遭遇」というタイトルなのに、基本的に既視感のある話題が多い。あるマンガや映画からモチーフ
を取り出して語るスタイルは悪くないし、部分的には面白い話題を取り出しているとも思う(語りだしのビギ
ナーの憂鬱など)。

しかし、論が進むにつれてドライブ感というかグルーヴ感というか、著者自身が自分の語りにワクワクしてい
る雰囲気がなくなってくる。これが致命的な欠点。

2.自分語り

著作とは畢竟自分を語るものである。だから自分語りがあること自体はまったく自然であるが、一冊の本の要
の場所で過去の自分の本の引用が来る(312〜315頁)のは感心しない。このへんが著者とどうもうまく噛み合
わないところ。酒場だったらここでしらけてしまう。

3.語呂合わせ

70年代 吉本隆明 キレ
80年代 浅田彰  サエ
90年代 宮台真司 ナエ
ゼロ年代 東浩紀  モエ

という言葉遊びは面白いと思いました。私的には「ゼロ年代 内田樹 テレ」です。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

未知との遭遇―無限のセカイと有限のワタシ を買う

アマゾンで購入する
筑摩書房から発売された佐々木 敦の未知との遭遇―無限のセカイと有限のワタシ(JAN:9784480842985)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.