二十一世紀への対話〈上〉 (聖教ワイド文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 二十一世紀への対話〈上〉 (聖教ワイド文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アーノルド・J. トインビー |
販売元 | 聖教新聞社 |
JANコード | 9784412012134 |
カテゴリ | 人文・思想 » 宗教 » 新興宗教 » 創価学会 |
※サンプル画像
購入者の感想
30年前の対談ではあるが、現在も各国語に翻訳されているのもうなずける内容である。
論点は多岐に及んでいるので一々あげないが、たとえば自殺の可/不可など、
対談のなかでの2人の意見がすべて一致しているというわけではない。
むしろ、全ての論点において微妙に/大いに異なっているというべきである。
しかしながら、2人が誠実に人間・生命・社会・宗教・世界について語り合っている
という印象である。
また、トインビーが概して悲観的であり、回答不可能な問題には沈黙するのに対し、
池田はとりあえず仮説を提示しようとしているように感じられる。
残念なことは、文庫再刊に当たって、なんらの注釈も行われていない
ということである(これが星一つ減)。
現代の諸様相と、2人の対談内容がどのように的を射、あるいは外しているか、
編集者の努力によっては比較検討結果を注として着けえたのではないだろうか。
論点は多岐に及んでいるので一々あげないが、たとえば自殺の可/不可など、
対談のなかでの2人の意見がすべて一致しているというわけではない。
むしろ、全ての論点において微妙に/大いに異なっているというべきである。
しかしながら、2人が誠実に人間・生命・社会・宗教・世界について語り合っている
という印象である。
また、トインビーが概して悲観的であり、回答不可能な問題には沈黙するのに対し、
池田はとりあえず仮説を提示しようとしているように感じられる。
残念なことは、文庫再刊に当たって、なんらの注釈も行われていない
ということである(これが星一つ減)。
現代の諸様相と、2人の対談内容がどのように的を射、あるいは外しているか、
編集者の努力によっては比較検討結果を注として着けえたのではないだろうか。