飛龍の拳 奥義の書 の感想

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参照データ

タイトル飛龍の拳 奥義の書
発売日1987-02-14
販売元カルチャーブレーン
機種FAMILY COMPUTER
JANコード4967996870016
カテゴリ機種別 » その他の機種 » ファミリーコンピュータ » ゲームソフト

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購入者の感想

横スクロールアクションと格闘の混成ゲーム。格闘パートにおける最大の特徴は〈心眼システム〉にある。これは自分と敵に表示されるマークに合わせて十字キーやボタンを押すというもので上手く攻防が続くとまるでジャッキー・チェンのカンフー・アクションのような興奮を味わうことができる。
しかしマークに合わせてひたすら十字キーやボタンを押していれば良いかというとそうでもなく時折繰り出される敵の必殺技はマーク通りにキーを押し防御してもダメージを食らってしまうのだ。この場合は大ジャンプなどで回避する必要がある。これがスパイスとなり単調になりがちな心眼システムの攻防に良い緊張感を生んでいると言える。逆もまた然りでこちらの必殺技は相手の防御を無視することができるのだ。
また上・中・下に分かれた当たり判定などは明らかに『スト2』などその後の格闘ゲームの潮流を決定付けた感がありゲーム史を考える上で興味深い。もしもカプコンのスタッフがこのゲームをやりこんでいたなら『スト2』のゲームデザインは誰しも閃くだろう。
しかしそれでも『飛龍の拳』にはまだオリジナリティがある。それは大会トーナメントに〈龍の牙〉という黒幕の一員が紛れ込んでおり特定の手順や倒し方をしなければシナリオ上重要な巻物が手に入らないというシステムである。ただ単に力押しや手段を選ばず敵を倒すというならそれこそ誰でも出来る。『この敵は龍の牙の一員か否か?一員だとしたらどうやって正体を暴くか?』と頭を捻りながら戦う格闘ゲームはこのゲームをおいて他にはなく昨今の格闘ゲームが見習うべき点でもある。実際のところ難しいのは0から1を創ることであり1から先は誰がやっても似たり寄ったりなのである。

主人公龍飛が敵を倒しつつステージを進み、必要なアイテムを取るとボスとリングで1対1で戦い、それを繰り返して曼荼羅を完成させるといった内容のゲーム。
ボスと戦うときは龍飛もボスもゲーム画面上で巨大化するので
迫力ある戦闘が楽しめる。
この作品は第1作目だが飛龍の拳のシステムはすでに出来上がっているのでなかなかの完成度だと思う。荒削りではあるが、今やっても十分楽しめる。0

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