歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ (産経セレクト) の感想

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タイトル歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ (産経セレクト)
発売日販売日未定
製作者産経新聞社
販売元産経新聞出版
JANコード9784819112536
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係

購入者の感想

内外の事象を丹念に追い、まとめた労作である。
『日本の主敵は中国』ということを、心ある日本人は忘れるべきではない。

当初、朝日新聞は吉田なる人物の著書、証言をもとに強制連行を全面に打ち出していたが、吉田情報の信憑性を疑う記事が周囲に出るに至って、朝日新聞の論調は女性の人権問題などに変説し始める。これはある意味、朝日新聞自身が当時から吉田を信じきれていなかったことを意味している。
強制連行はいつの間にか強制性という曖昧な表現にすり替えられてしまった。すり替えつつも強制連行を連想させるような狡猾なスタンスを取っている。強制連行は反日勢力がこだわらざるを得ない条件なのである。

本書ではそのような経緯を丹念に調べ上げて整理してくれている。
結局、朝日新聞は強制性をチラつかせながら女性人権問題に舵を切り、開き直っている。事実を伝えようとしたのではなく、日本のマイナスイメージを発信し、日本人と日本を落としいれようとしているとしか思えない。
米国は自国を棚に上げ、正義の味方を装い、女性人権を盾にして日本を批判する。韓国、中国は同じスタンスを取りつつ、嘘をついても平気な人たちなので強制連行も強く言ってくる。
女性人権問題という人類の普遍的な問題を日本が一身に受けている構図である。日本を批判する国々の厚顔には呆れ返る。その片棒を担いで後押しをしているのが朝日新聞である。

それにしても当時の日本政府の対応は幼稚としか言いようがない。従軍慰安婦問題を複雑化させ、定着させてしまった。
日本政府は韓国政府の意向を相当汲んだ形で従軍慰安婦問題を認め、謝罪してしまうことで幕引きを図ろうとしたようである。そもそもかの国は反日を基礎とした憲法を持つ国で、反日は空気のように存在するものなのである。その国がすんなりと幕引きすると考える方が間抜けだ。
事実に基づかない虚構で、戦争で辛酸を舐められた先人達にいわれなき不名誉をなすりつける形での幕引きに綻びが出るのは当然である。歴史に名を残す馬鹿政府だ。本書では政府要人の発言記事なども丹念に記載されている。
日本政府、外務省の対応は愚かであるとしか言いようがないが、世界に嘘を撒き散らして日本を窮地に追い込んだのは正に朝日新聞である。

そんな朝日新聞と戦ってきた産経新聞ならではの検証は一読に値する。

本書は、産経新聞が「歴史戦」と題して2014年4月から本紙面に掲載してきた特集記事(第1部から6部)をもとに、最近の動向などを加筆して再構成したものである。

先行して出版された読売新聞の『徹底検証 朝日「慰安婦」報道』が、慰安婦問題の経緯を総括したうえで、朝日の記事捏造体質を厳しく糾弾するスタンスであったのに対し、本書は、新聞紙面の記事の再編集であることもあって、「朝日叩き」の部分は思ったより少なく、むしろ主眼は、朝日報道や河野談話を起点として世界中に拡散し、日本の国家犯罪として断罪され続ける「性奴隷」問題にシフトしている。
産経のことだから、さぞかし筆鋒鋭く朝日を罵る内容であろうと想像して読んだが、逆に、上記の点で読売よりも正鵠を得た内容になっているように感じた。

編集内容も、過去の経緯を具に検証する部分と、世界各地の特派員等の取材による現状報告をうまく組み合わせ、各地で横行する「性奴隷」喧伝や日本叩きについてリアルに描出している。(読んでいて胸が悪くなった。)
特に、韓国側との擦り合わせによる河野談話の成立過程。サヨク弁護士・戸塚悦朗を起点として国連等に拡散した「性奴隷」イデオロギー。朝日の撤回記事など完全無視され、現在も「強制連行」や「20万人の性奴隷」を既成事実として日本叩きが横行する国連委員会や米国内のシンポジウム。こうした経緯や現状が克明に記されており、この取材力や情報発信能力は、その辺の週刊誌とはレベルが違い、さすが新聞社と実感した。

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