CD付 聴ける!読める!書ける!話せる! 韓国語初歩の初歩 の感想

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この手の本にしては文法のミニマムエッセンスがしっかりと纏められており意外と感心しました。内容ボリュームも入門者には丁度よい分量で決して飽きが来ず、最後まで読み通せること
ができるため筆者の力量も大変評価致します。僕は持ち歩き用には本書を使い、自宅でのジックリ学習用には梅田先生のハングル入門を愛用しています。
とにかく本書の構成は大変気に入っていますので、「ロシア語」の出版も希望致します。

　韓国語を初めて学習する初学者向けの入門書。大学で使われるようなおカタい教科書ではなく、「韓国旅行の際に何か一言くらい韓国語を言ってみたいな〜」というような人を対象にしたお手軽本、の雰囲気。

　タイトル通り「初歩の初歩」レベルで、序章「韓国語を学習する前に」、第1章「韓国語の発音とハングルの書き方」、第2章「基本の単語」（約400語が紹介されている）、第3章「カタコトフレーズ」（「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」等の決まり文句が60〜70紹介されている）、第4章「基本フレーズ」（簡単な文法）、第5章「入れ替えフレーズ」（第4章の「基本フレーズ」にいろいろな体言・用言を当てはめてみる）、といった内容。

　韓流映画にすっかりハマッてしまって買った本で、ハングルの発音の仕方や決まり文句のハングル表記を調べたりするために、第1章と第3章を中心に眺めていた。「ハングル」能力検定試験の勉強に使ってみて、5級（最も易しい級）挑戦にはレベル的にちょうど良かったと思う（5級の出題範囲全てをカバーしているわけではないが）。4級挑戦には、内容的に足りないと思う。

　ネイティブスピーカーによる例文読み上げ音声を収録したCDが1枚付属する。