ぼくらの村にアンズが実った―中国・植林プロジェクトの10年 の感想

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参照データ

タイトルぼくらの村にアンズが実った―中国・植林プロジェクトの10年
発売日販売日未定
製作者高見 邦雄
販売元日本経済新聞社
JANコード9784532164416
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » 思想・社会 » エコロジー

購入者の感想

この本は、中国の黄土高原で緑化に取り組んでいる特定非営利活動法人「緑の地球ネットワーク」(GEN)の苦難の日々が綴られた一冊である。
「緑の地球ネットワーク」(GEN)は大阪を本拠とするNPOで、92年から中国・山西省の黄土高原で緑化運動に取り組んできた。
この本の著者であるGEN事務局長の高見邦雄さんは、これまでの日々の取り組みの中で感じたことをメールマガジン「黄土高原だより」として発信し続け、99年4月以来、今日までに発信されたメールの数はとうとう200通を越えてしまった。
「黄土高原だより」のバックナンバーは、GENのHPにも掲載されているが、この度、ようやく一冊の本としてまとめられ、インターネット以外の場でも読めるようになった。それが本書『ぼくァ?の村にアンズが実った』である。
私自身、緑化活動に興味があり、これまでもずっと「黄土高原だより」を愛読してきた。
さっそく本書も購入して読んでみたが、ほとんどの内容を一度メールマガジンで読んだことのある私でも、改めて読み返してみると思わず胸が熱くなってしまった。
『ぼくらの村にアンズが実った』には、GENのスタッフや現地の技術者など、多くの人たちの姿が描かれている。
彼らの生き様に触れるとき、緑化というのは単に木を植えることではない、現地の人たちと共に一つの地域を再生していく取り組みなのだという著者のメッセージが、しみじみと胸に迫ってくるのである。
『ぼくらの村にアンズが実った』は本当にすばらしい本である。
緑化活動や環境問題に興味のある方はもちろ!んのこと、是非とも多くの方に読んでいただきたい。
なお、『ぼくらの村にアンズが実った』の出版については、2003年5月26日付の朝日新聞「天声人語」でも紹介されている。
本当に多くの人たちが、GENの活動を応援しているのだと改めて驚かされる。

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