「治る」ことをあきらめる 「死に方上手」のすすめ (講談社+α新書) の感想

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参照データ

タイトル「治る」ことをあきらめる 「死に方上手」のすすめ (講談社+α新書)
発売日販売日未定
製作者中村 仁一
販売元講談社
JANコード9784062728287
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 死生観

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購入者の感想

中村先生は心臓病に命を脅かされ、
生きる意味と、絶対不変の光を求めて
仏教と出合ったという。

「いまをどうやって充実させ、
はつらつとして生きるかを
教えているのが仏教」

「どんな状態であろうと、
あるがままをいただき、
その日のくるまで精一杯生きればよい」

「死ぬというのは、ぼんやりとした
気持ちいいまどろみの中での、
この世からあの世への移行。
つらいことも苦しいこともない」

明(あき)らめる…本質をあきらかに見ることの
大切さも、ひたひたと伝わってくる。

太平洋を37日間漂流した船長の言葉を
思い出した。

「あきらめたから、生きられた。
自分の状況をあきらめれば、
いろんなことが見えてくる。
水はもうないぞ、でも自分は生きている。
手も足も動く。
だったら、その動く範囲で何かはできるはず。

とりあえず、魚釣ってみた。
とりあえず、海の水を沸かしてみた。
あきらめて、あきらめて、
とりあえず、とりあえず何かやって、
37日間を生き抜いた。
がんばって、必死になってたら
きっといまここにはいられないだろう」

中村先生も船長も、同じことを言っている。

人は波間に漂う小舟で、
いつどんな嵐…病や別離や人災・天災…に
見舞われるかわからない。

でも、どんなときも絶望せず、
がんばりすぎもせず、
そのときできることを、できる範囲で
やっていけばいいんだ。

あるがままに生きる力がわいてくる。

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