経済を見る3つの目 (日経文庫) の感想
278 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | 経済を見る3つの目 (日経文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊藤 元重 |
販売元 | 日本経済新聞出版社 |
JANコード | 9784532113131 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 |
※サンプル画像
購入者の感想
経済を理解するための3つの目、1)鳥の目(マクロの目) 2)虫の目(ミクロの目) 3)魚の目(潮目を読む目)について解説しています。経済の見方を一般の人に啓蒙する内容です。
この本を選んだ理由は、この30年で最も安くなった円の実質実効為替レートを今後著者はどう見ているのか興味があったからです。
著者はこの本の中で、アベノミクスが機能して”デフレ脱却”が実現し、2015年までに財政赤字を半減させてプライマリーバランスが実現するという期待を述べています。
しかしこの本を読み終えた日つまり12月8日までに、日本に何が起こったかといえば、10月31日に黒田日銀が追加の金融緩和、11月17日に7−9月期GDP速報値が年率換算マイナス1.6%、11月21日安倍さんは「アベノミクスの信を国民に問う。消費税10%増税を先延ばしする。」を理由に衆議院を解散して、選挙カーで「この道しかない。」と絶叫中、今日発表の7−9月期GDP改定値は民間設備投資は伸びず年率換算マイナス1.9%と市場の予想を裏切り下方修正でした。
わたし達はアベノミクスの先のシナリオも考える時期に来ていると思います。
長期トレンドの重要性として、2030年までの中国経済の方向性は明快だそうです。1)人民元の自由化 2)環境汚染に対する政策 3)戸籍制度の廃止 これらの潮流はこれからの中国を見ていく場合不可欠でしょう。
この本を選んだ理由は、この30年で最も安くなった円の実質実効為替レートを今後著者はどう見ているのか興味があったからです。
著者はこの本の中で、アベノミクスが機能して”デフレ脱却”が実現し、2015年までに財政赤字を半減させてプライマリーバランスが実現するという期待を述べています。
しかしこの本を読み終えた日つまり12月8日までに、日本に何が起こったかといえば、10月31日に黒田日銀が追加の金融緩和、11月17日に7−9月期GDP速報値が年率換算マイナス1.6%、11月21日安倍さんは「アベノミクスの信を国民に問う。消費税10%増税を先延ばしする。」を理由に衆議院を解散して、選挙カーで「この道しかない。」と絶叫中、今日発表の7−9月期GDP改定値は民間設備投資は伸びず年率換算マイナス1.9%と市場の予想を裏切り下方修正でした。
わたし達はアベノミクスの先のシナリオも考える時期に来ていると思います。
長期トレンドの重要性として、2030年までの中国経済の方向性は明快だそうです。1)人民元の自由化 2)環境汚染に対する政策 3)戸籍制度の廃止 これらの潮流はこれからの中国を見ていく場合不可欠でしょう。