システム設計のセオリー --ユーザー要求を正しく実装へつなぐ の感想
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参照データ
タイトル | システム設計のセオリー --ユーザー要求を正しく実装へつなぐ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 赤 俊哉 |
販売元 | リックテレコム |
JANコード | 9784865940053 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » IT » ビジネスとIT |
※サンプル画像
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購入者の感想
システム開発プロセスの構造を理解する際、①検討項目×②開発工程の2次元のマトリクス構造で捉えると解りやすい。①検討項目には検討の深さがあり、②開発工程が進むにつれて、詳細化・確定され、成果物(設計ドキュメント等)として成文化される。
本書では、①検討項目のカテゴリを大きく、1)データ(データ・IF)、2)プロセス(業務プロセス・機能・ユーザビリティ)、3)アーキテクチャ(システム/アプリケーションアーキテクチャ・運用)の3軸で捉え、また②開発(設計)工程は大きく、L(論理設計)、P(物理設計)、さらにそれをL1(要件定義:論理設計)、L2(基本設計:論理設計)、P1(基本設計:物理設計)、P2(詳細設計:物理設計)の4工程に細分化した上で、①の検討項目にはどんな設計要素があり、②の各開発工程でどの深さまで詳細化し、どのような成果物にまとめていくかを、筆者のシステム開発での実経験をベースに実践的かつ体系的に述べられています。
私はSI企業のSEとして長年システム開発に携わり、開発業務標準の整備等にも関わってきましたが、上記の枠組みで開発プロセスの構造を可視化し、分析・再考することで、いろいろな示唆が得られ、システム開発設計プロセスに関する理解が各段に深まりました。今後弊社のSE育成や開発業務標準の改善等に活かしていきたいと思っています。有難うございました。
続編の「要件定義のセオリー」とともに、特に業務アプリケーションの開発に携わるより多くの人に読んで欲しいと思います。
本書では、①検討項目のカテゴリを大きく、1)データ(データ・IF)、2)プロセス(業務プロセス・機能・ユーザビリティ)、3)アーキテクチャ(システム/アプリケーションアーキテクチャ・運用)の3軸で捉え、また②開発(設計)工程は大きく、L(論理設計)、P(物理設計)、さらにそれをL1(要件定義:論理設計)、L2(基本設計:論理設計)、P1(基本設計:物理設計)、P2(詳細設計:物理設計)の4工程に細分化した上で、①の検討項目にはどんな設計要素があり、②の各開発工程でどの深さまで詳細化し、どのような成果物にまとめていくかを、筆者のシステム開発での実経験をベースに実践的かつ体系的に述べられています。
私はSI企業のSEとして長年システム開発に携わり、開発業務標準の整備等にも関わってきましたが、上記の枠組みで開発プロセスの構造を可視化し、分析・再考することで、いろいろな示唆が得られ、システム開発設計プロセスに関する理解が各段に深まりました。今後弊社のSE育成や開発業務標準の改善等に活かしていきたいと思っています。有難うございました。
続編の「要件定義のセオリー」とともに、特に業務アプリケーションの開発に携わるより多くの人に読んで欲しいと思います。