Black Box (文春e-book) の感想

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参照データ

タイトルBlack Box (文春e-book)
発売日2017-10-18
製作者伊藤 詩織
販売元文藝春秋
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

詩織さんを糾弾する目的で冤罪だ、という人がいたり、中にははハニートラップとか美人局だとか言う人もいるそうです。
でももし仮にデートレイプドラッグ使ってなかったとしたって(普段お酒に強い詩織さんが、意識を失うはずのない酒量で意識を失い完全に記憶が抜け落ちるという状況から、デートレイプドラッグを盛られたのではないかという疑念があります。)、お酒飲んで意識ない人に勝手に性交渉を強いたらレイプ以外の何物でもない。状況からそういう風には考えにくいけど、百歩譲って自分で沢山飲んで泥酔したとしても、誰からも「レイプされていい」理由にはなりえません。

さらに、この件、政治的なポジションから詩織さんを一生懸命叩く人たちがいるのも気になりましたが、詩織さん自身は別に政権批判とか本の中でもしていません。周りに勝手に現政権批判の構図を形作られて、そのせいで問題なことに、詩織さんを擁護することが政権批判とごっちゃになって必要以上に政治的な話になってしまう。もちろんそういう要素はあるのかもしれないし(逮捕直前まで行ったのに警察の「上からストップがかかった」せいで取りやめになったこととか)、政治と繋げる人の考え方も人それぞれだし、司法の機能に何か後ろ暗そうなところがある部分は徹底的に究明が必要だと思うけれど、普通にレイプ被害を受けた人の側に立つことがそれ以上のイデオロギーを帯びてしまうおかしな雰囲気があるような気が。
何が言いたいかというと、レイプ被害を受けた人を応援するというのは普通のことなのに、なんとなく政権に楯突きたくない人にとっては自重するような力が目に見えないレベルで働いているとしたらすごくおかしなことだ、ということです。いずれにせよ、繰り返すけれど、この本を読むと詩織さんの目的は政権批判ではないとわかります。司法の在り方と、おそらくメディアの在り方にも疑問は投げられてると思うけれど、必要以上に政治的なポジションを述べる為の道具にしたのは、完全に詩織さんとは関係ない人たちなんだとわかりました。

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