ミステリーの書き方 の感想
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参照データ
タイトル | ミステリーの書き方 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 日本推理作家協会 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344019157 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » ミステリー論 |
購入者の感想
そもそも、テーマやトリック的なものは、本人の能力によると思いますが、現在手元にある作品群を読み直すときに、どのような視点で構成された作品なのかという「分析的視点」が身につく一冊。
作品を楽しむための一冊ではなく、「書くために、これまでの作品を分解する方法」のようなもので、第一線の作家が、それぞれの作品を主として、1テーマずつ解説しています。
また、作家に対するアンケートなども盛り込まれていて、これもなかなか興味深いです。
ミステリーということに限らず、なにか物語的なものを書こうとする際には読んでおきたい一冊かと思います。
作品を楽しむための一冊ではなく、「書くために、これまでの作品を分解する方法」のようなもので、第一線の作家が、それぞれの作品を主として、1テーマずつ解説しています。
また、作家に対するアンケートなども盛り込まれていて、これもなかなか興味深いです。
ミステリーということに限らず、なにか物語的なものを書こうとする際には読んでおきたい一冊かと思います。
書かれている内容はミステリに限らないことが多い。
伏線の張り方、回収の仕方、トリックを書くときに意識すること、などは書かれているものの、これは一般の小説でも当てはまること。なにもトリックを使う小説すべてがミステリなわけではない。純文学を志す人以外なら、知っておいて損はない技術が此処には記載されている。
そして何より、キャラクターの作り方、プロットの書き方、アクションシーンの書き方といった、幅広いジャンルにも対応して書かれているため、手元にあれば便利な一冊。
おまけにこれは日本推理作家協会に加盟する作家がそれぞれジャンルに分けて書いているため、自分の好きな作家はこう考えているんだ、などといった新しい発見もあって面白い。
伏線の張り方、回収の仕方、トリックを書くときに意識すること、などは書かれているものの、これは一般の小説でも当てはまること。なにもトリックを使う小説すべてがミステリなわけではない。純文学を志す人以外なら、知っておいて損はない技術が此処には記載されている。
そして何より、キャラクターの作り方、プロットの書き方、アクションシーンの書き方といった、幅広いジャンルにも対応して書かれているため、手元にあれば便利な一冊。
おまけにこれは日本推理作家協会に加盟する作家がそれぞれジャンルに分けて書いているため、自分の好きな作家はこう考えているんだ、などといった新しい発見もあって面白い。