ロシアン・スナイパー(字幕版) の感想
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参照データ
タイトル | ロシアン・スナイパー(字幕版) |
発売日 | 2015-12-21 |
監督 | セルゲイ・モクリツキー |
出演 | ユリア・ペレシルド |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | Amazonビデオ » カテゴリー別 » 外国映画 » アクション |
購入者の感想
確認戦果309射殺というソ連軍の伝説の女性狙撃手リュドミラ・パヴリチェンコの存在自体が驚くべきことですが、それを演じ切った主演のユリア・ペレシルドの圧倒的な存在感と演技力が、ぐいぐい引っ張る見ごたえのある作品です。エレノア・ルーズベルトが、モスクワのリュドミラ・パヴリチェンコを訪れるというエピローグとプロローグが、狙撃兵として過酷な戦争に引きずり込まれた一人の女子大生の体験をはさむ構成は、見終わった後、心地よい余韻を残します。
25才の彼女が、私は敵(人)を殺したのではない、ファシストを殺したんだと言うところがすでにカッコイイのですが、娘を見守る母のようなエレノア・ルーズベルトとの交流の中で、一瞬女性らしさを垣間見せるものの、それを潔く諦めて軍人として外交の務めを果たす姿は、戦闘場面とは別な意味でカッコイイ。
難しい役回りを見事に演じたユリア・ペレシルドは、気安く笑顔を見せないウィンターズ・ボーンのジェニファー・ローレンス、あるいはジェーン・エアのミア・ワシコウスカを彷彿させます。
25才の彼女が、私は敵(人)を殺したのではない、ファシストを殺したんだと言うところがすでにカッコイイのですが、娘を見守る母のようなエレノア・ルーズベルトとの交流の中で、一瞬女性らしさを垣間見せるものの、それを潔く諦めて軍人として外交の務めを果たす姿は、戦闘場面とは別な意味でカッコイイ。
難しい役回りを見事に演じたユリア・ペレシルドは、気安く笑顔を見せないウィンターズ・ボーンのジェニファー・ローレンス、あるいはジェーン・エアのミア・ワシコウスカを彷彿させます。
素晴らしい作品でした。戦争は女の顔をしていないを読んでいたので、彼女達の筆舌に尽くしがたい体験は知識としてありましたが、例えフィクションでも映像としてみると間近に体験した感じがありました。しかしスナイパーモノって一騎討ちが好きですね