ベトナム海兵戦記―アメリカ海兵隊員の戦闘記録 の感想
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参照データ
タイトル | ベトナム海兵戦記―アメリカ海兵隊員の戦闘記録 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アーネスト スペンサー |
販売元 | 大日本絵画 |
JANコード | 9784499205504 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
※サンプル画像
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購入者の感想
著者は海兵隊予備士官で、この本はベトナム戦争での著者の67年〜68年の戦闘記録。
この本における戦闘の舞台は主にテト攻勢の中でのケサン防衛戦です。
さて、本書の題名は「ベトナム海兵戦記」なのですが、どうも読んでみると、
「『戦記』というより『エッセイ集』じゃないか?」という感じのする本です。
というのも、基本的に本書は数百字の随筆の集合、といった感じが強いです。
「雨期」という見出しの後ベトナムの雨について数百字筆者の随筆のようなもの。
「通信兵」の見出しの後通信兵のノウハウについて数百字の筆者の解説。
そのほか「郵便」「衛生兵」…と筆者の解説・エッセイ的なものがぞろぞろ続きます。
ケサン基地周辺の戦闘の中、著者も各地を移動しながら戦っていくのですが、
戦闘の展開や説明に関してもぶつ切りになってる部分があり、
緊張感が殺がれていたり、戦闘描写がかなりあっさりとしている印象を受けます。
なのでマーク・ボウデンの「ブラックホーク・ダウン」や
アンディ・マグナブの「ブラヴォー・ツー・ゼロ」のような戦記を期待していると
ちょっと拍子抜けするかもしれません。
なので血沸き肉躍る冒険小説・戦争小説が読みたい、という人には実は向いてません。
ベトナム戦争における兵士の生活が知りたい、という方におすすめです。
この本における戦闘の舞台は主にテト攻勢の中でのケサン防衛戦です。
さて、本書の題名は「ベトナム海兵戦記」なのですが、どうも読んでみると、
「『戦記』というより『エッセイ集』じゃないか?」という感じのする本です。
というのも、基本的に本書は数百字の随筆の集合、といった感じが強いです。
「雨期」という見出しの後ベトナムの雨について数百字筆者の随筆のようなもの。
「通信兵」の見出しの後通信兵のノウハウについて数百字の筆者の解説。
そのほか「郵便」「衛生兵」…と筆者の解説・エッセイ的なものがぞろぞろ続きます。
ケサン基地周辺の戦闘の中、著者も各地を移動しながら戦っていくのですが、
戦闘の展開や説明に関してもぶつ切りになってる部分があり、
緊張感が殺がれていたり、戦闘描写がかなりあっさりとしている印象を受けます。
なのでマーク・ボウデンの「ブラックホーク・ダウン」や
アンディ・マグナブの「ブラヴォー・ツー・ゼロ」のような戦記を期待していると
ちょっと拍子抜けするかもしれません。
なので血沸き肉躍る冒険小説・戦争小説が読みたい、という人には実は向いてません。
ベトナム戦争における兵士の生活が知りたい、という方におすすめです。