伊集院静の「贈る言葉」 の感想

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タイトル伊集院静の「贈る言葉」
発売日販売日未定
製作者伊集院 静
販売元集英社
JANコード9784087714883
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 名言・箴言 » 日本文学

購入者の感想

1月(成人の日)と4月(新社会人の入社日)にサントリーでは全五段で新聞広告を出稿しています。
この新聞広告に伊集院静氏が「新成人、新社会人」に向けてエッセイを寄稿しています。
私はこのエッセイが好きで新聞広告を切り抜いてスクラップしています。
今回、本書が出版されたことを心から嬉しく思います。

本書は上記のエッセイ(2000年から2012年)をまとめたもの。
全編のテーマが同じこともあって、通読するよりは折に触れて読むことをオススメします。

「新成人、新社会人」に向けたメッセージというスタイルですが、そこはサントリーと伊集院氏のコラボ。
大人が自戒のために読んでも十分に耐えうる内容になっています。
伊集院氏が「まえがき」として用意した「君の胸の中に一本の木はあるか」の最後でこう書かれています。

「このメッセージは、大人になったつもりでも、いまだに迷っている大人たちにも十分な示唆を与えてくれるはずだ。」

自分の子供に、そして新入社員たちに人生の先達として、
本書に書かれているような「人生観」を矜持をもって語ることが出来るか。
何より、自分自身の生き方で、背中で教えることが出来るか。
謙虚にして驕らずに、常にすべての人に学ぶ「姿勢」が大切だと、改めてこの「エッセイ」を読み、痛感します。
有意な若者を雇用する経営者諸氏が、「会社」のためという小さな視点ではなく、
「明日の社会」のために人を育てるという気概を持って欲しいとものだと痛感します。
是非、多くの大人たちに一読いただきたい一冊でです。
朗読すると文章の秀逸さが、一層際立ちます。

この年で「66歳」、成人になる人へ贈る言葉が身にしみた。昔もっていた心を思い出した。遠くに嫁いだ娘へ読んだあと送ってやった。0

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