バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子 の感想

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基本攻撃から必殺技、武器や防具そしてアイテムに至るまで全てカードになっていて、これらのカードを組み合わせてデッキを作り戦闘を行います。
どのカードが出るかはランダムなので、デッキの枚数制限の中で技やアイテムをバランス良く混ぜてやる必要があります。まずこれが面白い。
ランダム、と言ってもゲームを進める内に「次に欲しいと思われるカード」を出やすくするパラメータも上がってくるので、連続してコンボが決まると気持ち良いです。
それに加えて、攻撃、特に必殺技のエフェクトが派手で爽快なこと、戦闘のBGMが良いことから戦闘が面白いのが本作のいい所。ちなみに使用するキャラはほとんど終始3人だけ。

ストーリーの面白さもポイント。政治・軍事といったワードや暗い雰囲気に食指が動くならばなおおすすめ。
1を遊んでいたほうがより楽しめるよ、と聞いていたのですが、2だけ遊んだ私も問題なく楽しめました。時系列的には1のほうが後らしいので、むしろ2をクリアして1も遊んでみたくなりました。
あとは闘技場やクエストなどのやり込み要素の多さも見逃せませんね。私は途中で寄り道しまくって、クリア後も遊んでかれこれ400時間近くなります。本編だけでもボリュームはあるのですが、いかにやり込み要素も多いかを表していると思います。骨太です。

戦闘もストーリーも面白くサブも充実しているうえ、遊びに不便さやストレスを感じたこともありません。
強いて注意点を挙げるならストーリー中の先に進むためにこなすイベントがちょっと作業くさかった…ような。気がするだけかも。
あとイラストさんの画風がけっこう独特なので好みがある…かもしれない。そんな程度。不満点らしい不満はほとんどないなあ。
RPG好きにおすすめなのは言うまでもありませんが、カードゲーム好きもけっこうハマっちゃうかもね。