みんなのRaspberry Pi入門 [対応言語:Python] の感想

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初心者向きに親切な本であると思います。　特にプログラミング言語Pythonについては、その基礎に関して多くのページを割いて解説されています。　Pythonを知らなくても、これで基本的なプログラミングは出来る様になるでしょう。　突き詰めて言えば、筆者はRaspberry Piではプログラミング言語としてPythonを活用しない手はないのだと言っているのだと思います。　関連するProgram 例題も難しくはなく、かつ一通りの基礎的な周辺Device のI/Oを楽しみながら学べるように解説されていると思います。　ただし、基礎の基礎以上の事を知ろうとすると（プログラミング言語Pythonの項目に多くのページを割いている為に）、少々物足りなさが有るかもしれません。

知人の薦めでこの本を読みましたが、Raspberry Piというボードを使えば、
こんなに簡単にハードウェア制御的な事が出来るとは思いませんでした。

ソフトは知ってるけど・やっているけど、
ハードはまだ自分ではやった事がないハード初心者にとっては、
ハード的な初歩的な知識を身につけるのにもってこいです。
逆もまたしかりで、ハードは知ってるけど・やってるけど、
ソフトはまだ自分ではよくわからないソフト初心者にとってもよいと思います。

この本では、Raspberry Piが初めての人でもわかるように、
「Raspberry Piについて」から丁寧に説明されています。
Pythonの説明がちょっと長いなと思ったのは、
恐らく少しハードよりの人向けに書かれているためではないかと思いました。

ソフト屋の私としては、もう少しいろいろなセンサー等を使った事例や
プログラムがあればよかったなと思いました。
また、この本で使われているボード含め部品が別途キットで売られていたら尚よいなと思いました。
本の内容は、入門者向けで申し分ないと思いますが、その点1点減点とさせていただきました。

折角よい本を読んだので、時間を作って、この本に従って、実際にやってみようと思っています。
よい本を紹介してくれた知人に感謝！