現代ギター増刊 愛器を語る 2014年 09月号 [雑誌] の感想

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1巻はトーレス型かそれの改良型がほとんどで大変参考にはなるがめちゃくちゃ関心もてるかというと、ふーんそういう風になってるのねくらいの内容でしたが、2巻はトーレス型より先進的な構造のギターが多く、眺めるだけでも面白く、またその先進的な構造のうち代表的な3つの構造の詳しい解説まで巻末に載っており、とても充実した内容であると感じました。トーレス型を基本とする物の力木の配置に職人のこだわりを見たかと思えば、ジャン=リュック・ジョワのまったく力木をつかわない構造に未来を感じたりと、ギター自体については無関心だった人でも興味が持てるだけでなく、まだまだ眠るギターの可能性とロマンを同時に読み取れ、とても楽しく読まさせていただきました。