THE MODS EARLY BEAT 1981-1989 (Amplifier Book Vol.2) の感想
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参照データ
タイトル | THE MODS EARLY BEAT 1981-1989 (Amplifier Book Vol.2) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 三栄書房 |
JANコード | 9784779633461 |
カテゴリ | ジャンル別 » 雑誌 » 音楽・映画・テレビ・芸能 » 音楽 |
購入者の感想
日本のロックレジェンドをビジュアルに落とし込んだTシャツ発売をおこなうAmplifierが第二弾として、ザ・モッズをフィーチャー、
連動して発売されたムック本。
そもそも、今、この時代に、いくら今だ現役とはいいながら、ザ・モッズの、メジャー初期(デビューした81年から89年)を特集した新刊本が
本屋に並ぶことは、奇跡に近いことである。
本書の、その存在価値、功績は認めるが、やはり
前回の忌野清志郎のときと同様に、内容が散漫で詰めが甘い感は否めない。
日本ロックアイコンとしての肖像、いわば写真がメインであるのは、百も承知だが、
編集のコンセプトが曖昧なため、
リアルタイムで追いかけてた当方のようなファンにとっては、記事が何処か物足りない。
その反面、まだザ・モッズを知らない若者達にとっては詳細年表、全ライブ日程などは逆にマニアック過ぎではないか。
つまりバランス感覚が非常に悪く、いかんせん散漫な印象が
どうしても拭えないのだ。
勿論、当時のスタッフの証言や、メンバー自身が
初めて語るファッション談義、楽器話は、古くからのファンとして
興味深く読めたが、物足りなさを感じてしまった。
どうせなら、いっそのこと、
その当時のツアーごと衣装分析、いわば森ヤンがロンドンで
買い漁ったというジョンソンズの服や
歴代のラバーソウルの写真でも掲載、解説すれば、さらにファッション面で濃い内容になったと思う。
ファッションの情報が殆ど入ってこないし、
まだラバーソウルも今以上にレアであり、エンジニアブーツも
一般に普及していないあの頃、
当時の森ヤンのステージ衣装もともかく、雑誌に掲載されるオフの着こなしを
ファンなら誰でもチェックして、真似したものだ。
今では誰でも、ネットで簡単に其れなりの
ロックファッションが購入できる時代になったが、森ヤンの抜群のセンス溢れるコレクションは
今だに通用するファッションガイドになったはずだ。
連動して発売されたムック本。
そもそも、今、この時代に、いくら今だ現役とはいいながら、ザ・モッズの、メジャー初期(デビューした81年から89年)を特集した新刊本が
本屋に並ぶことは、奇跡に近いことである。
本書の、その存在価値、功績は認めるが、やはり
前回の忌野清志郎のときと同様に、内容が散漫で詰めが甘い感は否めない。
日本ロックアイコンとしての肖像、いわば写真がメインであるのは、百も承知だが、
編集のコンセプトが曖昧なため、
リアルタイムで追いかけてた当方のようなファンにとっては、記事が何処か物足りない。
その反面、まだザ・モッズを知らない若者達にとっては詳細年表、全ライブ日程などは逆にマニアック過ぎではないか。
つまりバランス感覚が非常に悪く、いかんせん散漫な印象が
どうしても拭えないのだ。
勿論、当時のスタッフの証言や、メンバー自身が
初めて語るファッション談義、楽器話は、古くからのファンとして
興味深く読めたが、物足りなさを感じてしまった。
どうせなら、いっそのこと、
その当時のツアーごと衣装分析、いわば森ヤンがロンドンで
買い漁ったというジョンソンズの服や
歴代のラバーソウルの写真でも掲載、解説すれば、さらにファッション面で濃い内容になったと思う。
ファッションの情報が殆ど入ってこないし、
まだラバーソウルも今以上にレアであり、エンジニアブーツも
一般に普及していないあの頃、
当時の森ヤンのステージ衣装もともかく、雑誌に掲載されるオフの着こなしを
ファンなら誰でもチェックして、真似したものだ。
今では誰でも、ネットで簡単に其れなりの
ロックファッションが購入できる時代になったが、森ヤンの抜群のセンス溢れるコレクションは
今だに通用するファッションガイドになったはずだ。