新・必携地方政治 これだけは知っておきたい の感想

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版を重ねて出版されている本書、全面改訂を経た2012年版である。
本書を読んでTPP参加によって学校給食に被害が及ばないのかすごく気になった。
学校給食は、アメリカには基本的にない制度である。
それに対し日本の学校給食は「教育の一環」であり、「望ましい食習慣を養う」ものである
食育の観点から各地で地場産の食材を使っているが、これが貿易障壁と判断される恐れがある。
合理化の要請から、低価格のものを仕入れるのが通常となっているが、
アメリカ産小麦が大量に入ってくれば、米飯給食などは駆逐され、
パン食の跋扈する学校給食になりかねない。