世界が大切にするニッポン工場力 の感想
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参照データ
タイトル | 世界が大切にするニッポン工場力 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 根岸 康雄 |
販売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
JANコード | 9784887598331 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 工学 » 先端技術・ハイテク |
購入者の感想
『DIME』誌上で、どのような形で掲載されていたのか、私は知らぬが、これがカラーページに写真をバックに掲載されていれば、楽しみにした連載であったろう。
しかし、本書のような書籍となれば話は別だ。
著者は、対象企業に対し、事前にゲラを見せずに出稿したと書く。
本書が、そこまで書くほど妥協を許さぬ文章で埋め尽くされていれば、満点をつけても余りあるできであったろうが、残念ながら、事前に見せて「削ってくれ」と言われるような部分は絶無で、安物で中途半端な『プロジェクトX』だけ『カンブリア宮殿』だかを見せられたような気がした。
持ち上げる文章が悪いわけではない。
内容が浅いのだ。
240ページ足らずに12企業も詰め込めば、その背景など描ききれるわけがないのは分かっている。
ならば、商品の紹介に特化したカタログ的な視点で書いて欲しかった。
本誌『DIME』も、読者はカタログ的に読むのであるならば、そこから派生した本書もそうでなければ、読者層も異なってくるし、商品戦略としてターゲット層を間違っているのではないかと苦言を呈したくもなる。
著者が本当に「組み殺し」を行うほどの覚悟があるのならば、1企業に絞って、高杉良に負けないぐらいの読ませるものを再出版して欲しい。
しかし、本書のような書籍となれば話は別だ。
著者は、対象企業に対し、事前にゲラを見せずに出稿したと書く。
本書が、そこまで書くほど妥協を許さぬ文章で埋め尽くされていれば、満点をつけても余りあるできであったろうが、残念ながら、事前に見せて「削ってくれ」と言われるような部分は絶無で、安物で中途半端な『プロジェクトX』だけ『カンブリア宮殿』だかを見せられたような気がした。
持ち上げる文章が悪いわけではない。
内容が浅いのだ。
240ページ足らずに12企業も詰め込めば、その背景など描ききれるわけがないのは分かっている。
ならば、商品の紹介に特化したカタログ的な視点で書いて欲しかった。
本誌『DIME』も、読者はカタログ的に読むのであるならば、そこから派生した本書もそうでなければ、読者層も異なってくるし、商品戦略としてターゲット層を間違っているのではないかと苦言を呈したくもなる。
著者が本当に「組み殺し」を行うほどの覚悟があるのならば、1企業に絞って、高杉良に負けないぐらいの読ませるものを再出版して欲しい。