難関大入試 漆原晃の 物理(物理基礎・物)解法研究 の感想

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前の版である「究める物理I・II」と比べると第25講　磁石の運動と電磁誘導　が削除され、
原子分野である

第２７講　光電効果とCR回路、
第２８講　原子のエネルギー準位・光子の放出と衝突、
第２９講　核反応・換算質量と相対運動エネルギー

の３題が追加されている。（全２９題）
もとより、この３題で原子分野をカバーできるはずもないので、既に前の版を持っている
人は新たに購入するより、なにか当該分野が充実している本を購入した方が良いと思う。
持っていなければ、もともと良い本なので購入する価値はあると思う。
説明が丁寧なので、基礎を終えた人が独学で難問にチャレンジする際には「難系」や
「体系物理」などより向いていると思う。
（なお東大入試については改めて各自確認して下さい。）