トラウマ日曜洋画劇場 の感想

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参照データ

タイトルトラウマ日曜洋画劇場
発売日販売日未定
製作者皿井 垂
販売元彩図社
JANコード9784883929528
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購入者の感想

 レンタルヴィデオはあったが、まだ今のように安くなく、インターネットも当然なく、おまけに金もない私たちは、TVで放映される映画を楽しみにしていたものです。 
 その当時は、各放送局も映画番組を重視していて、ゴールデン・タイムに、今よりずっと多く放映されていたように思います。
 著者の皿井さんのそんな一人・・・経歴を見ますと、私よりも一回り以上若いようですが・・・で、片っ端から見まくったようです。
 考えてみると、今では到底放映不可能のような映画でも、堂々とTVで放映されていました。いい時代だったというか・・・??!!
 本書は、そんな黄金時代にTV洋画劇場で放映された映画の中から、皿井さんの心の中で消えることなく、今でも引っかかっている51作品を紹介しています。いずれも1989年までに皿井さんがTVで見た映画ばかりだそうです。
 先ずは、淀川さんの解説で有名な日曜映画劇場、悪を呼ぶ少年ですかね!すべてが現実の出来事とも考えられますし、悪霊がやったとも、あるいは・・・いろんな解釈ができると思います。
 TBS系列で放映されていた、月曜ロードショー(解説は荻昌弘さんでした)では、恋人たちの曲 悲愴 ですかね!なんてったって監督が変態のケン・ラッセルですからね!!
 水曜ロードショー、解説は水野晴郎さんでしたが(そういえばこの人のシベリア超特急・シリーズも相当印象に残りますが)、この中では恐怖のメロディーですか、危険な情事より先に作られていて、もっと女の怖さを出していました。カサンドラ・クロスも橋の上から続々と人間が落ちるシーンなどがあり、相当過激でした。
 木曜ロードショー、木村奈保子さんの解説が心に思い浮かびますが、この中ではマラソン・マンです。歯に対する拷問は、身がすくみます。
 ゴールデン洋画劇場、解説陣の中では、高島忠夫さんさんが記憶に残りますが、この中では、遊星からの物体Xです。このSFXには度肝を抜かれました。
 ローカル局の洋画劇場、なんといってもセンチネルでしょう!俗にいう3大フリークス映画の一本で、知る人ぞ知るです。最近、やっと我が国でもDVD化されました。
 少しマニアックだと思いますが、通の映画ファンにはお勧めできると思います。

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