Raspberry Pi model B+　clear case　アクリル　クリア　ケース の感想

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差し当たってケースを自作する余裕が無かったので、一時だけの利用だけでも良いと割り切って購入しました。結果としては適度の強度はあって、基板の保護には充分とみられます。
基板を固定するための台座や切込みなどは無く、ケースの底に直に基板が置かれているだけの状態ですが、基板から突出している電源用microUSB端子やHDMI端子が側面の穴にはまり込むことで辛うじてガタつきを抑えています。

入手したパッケージは、ファスナーで密閉するタイプの簡単なビニール袋の中に緩衝材とともに6枚の樹脂板が入っているだけで、保証書や説明書の類は一切同封されていませんでした。それでも商品紹介の写真をよく見て組み立てれば難しいことはありませんし、完成後の分解も自在です。組立、分解のどちらの工程も素手で作業が可能で工具を用意する必要はありません。なお、部品には保護用の透明なフィルムが貼ってあるので、仮組立てには支障になりませんが、本組立ての際には剥がしておくと良いでしょう。
前述のように一部の端子が側面の穴にはまるようになっているので、ケースだけを組み立ててから基板を収納するのでは無く、基板の周囲にケース部品を貼り付けるように組み立てて行く必要があります。底板と天板、それにHDMI端子側とGPIOのメインポートがある反対側の両側面の合わせて4枚の部品は単に爪をはめ込むだけで固定されておらず、最後にLAN端子とUSB端子がある前面とSDカードスロットがある背面の2枚の部品をバネ付きの爪にはめ込むことで固定できるようになっています。この2枚の部品を取り付けるのにはちょっとコツがあり、先に上の方の2つの爪に板を斜めにして引っ掛けるように押し込んでから、自動車の前席のサンバイザーを下ろすように板を回転させて立てるようにしながら下の方の2つのバネ付きの爪にはめ込みます。左右の2つの爪に同時にはめ込むので、力の加減を調節しながらやると上手く行きます。
分解する時も同じようにして、バネ付きの爪から先に外してから板を跳ね上げるようにして、最後に上の爪から外します。
このようにすれば何度も組立、分解ができます。もちろん特殊な加工はされていないので、爪の部分に擦り傷が付くことはあるかもしれません。