働きながら、社会を変える。――ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む の感想
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参照データ
タイトル | 働きながら、社会を変える。――ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 慎 泰俊 |
販売元 | 英治出版 |
JANコード | 9784862760913 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
慎さんと同じく、外部から児童養護施設の子どもたちを支援する立場として、この本をとても嬉しく思います。
児童養護施設のこと、児童養護施設で生活する子どもたちのことがとてもよくわかる本です。
まず、子どもたちの抱える課題が、慎さんの住み込み体験を通して、たいへんリアルに書かれています。
「どんな子たちなの?」と聞かれて、いつも一言で言えないもどかしさを感じているのですが、この本では、子どもたちが施設にやってくるまでの複雑な背景や、虐待環境で形成された子どもの人格の特徴が、とてもよく整理されています。
子どもたちを受け入れ、支える施設職員のたいへんさも、共感を持って書かれています。
次に、その社会問題がデータによって、正しく裏づけられています。
児童養護の問題を語る時、どうしても感情に訴えがちです。
投資ファンドで働く慎さんは、客観的なデータを多用して分析することで、全体像を正しく見せてくれています。
ぜひ、児童養護施設の子どもたちに支援をしたいとお考えの方に、入門書としてこの本を読んでいただきたいです。
児童養護施設のこと、児童養護施設で生活する子どもたちのことがとてもよくわかる本です。
まず、子どもたちの抱える課題が、慎さんの住み込み体験を通して、たいへんリアルに書かれています。
「どんな子たちなの?」と聞かれて、いつも一言で言えないもどかしさを感じているのですが、この本では、子どもたちが施設にやってくるまでの複雑な背景や、虐待環境で形成された子どもの人格の特徴が、とてもよく整理されています。
子どもたちを受け入れ、支える施設職員のたいへんさも、共感を持って書かれています。
次に、その社会問題がデータによって、正しく裏づけられています。
児童養護の問題を語る時、どうしても感情に訴えがちです。
投資ファンドで働く慎さんは、客観的なデータを多用して分析することで、全体像を正しく見せてくれています。
ぜひ、児童養護施設の子どもたちに支援をしたいとお考えの方に、入門書としてこの本を読んでいただきたいです。