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『エレメントブレイカーズ 』
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東方projectのにわかファン
17.08.27
633
0
1
「いや······こないで······」
私········岸谷葵は声を振り絞って今にも襲いかかりそうな異形の怪物に訴える。しかし、
「キシィィィィィ!!!」
と怪物は耳障りな鳴き声を発するだけで、一向に近づくのをやめない。周りに助けを求めようと辺りを見回すが、目に入るのは既に怪物によってただの肉塊とされた友人や大人の屍だった。
「キシャァァァァァァ!!」
いつの間にか、怪物は私の目の前まで来て腕に生えている鋭い刃を光らせていた。
「あっ·····あっ····」
私は恐怖のあまり、声をまともに当てることができず、ただひたすら涙を流しながら異形の怪物を見つめることしか出来なかった。
「キシィィィィィィィィ!!!」
「(誰か······助けて······)」
私は叶うはずもない願いを祈りながら怪物の刃の餌食に······。

「キシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

ならなかった。怪物はけたたましい奇声と共に四散し、私に怪物の血液らしき、緑色の液体が降りかかり、白いセーラーや肌を染める。
私は恐る恐る、顔を上げると、そこには一人の男が立っていた。黒いパーカーに紺色のジーパン、手には怪物の血がベットリ着いた、長い日本刀らしきものをもっている。顔は狐の面で隠されているが、隙間から見える目は赤く爛々と光っている。
「はぁ······ダブった······またカマキリのエレメントかよ······もういらねぇよ·····」
彼は怪物から出てきたカマキリらしきものが描かれた緑色のカードを拾い、呟いた。
「あっ、あの········」
「うん?あ、大丈夫?」
彼は私が声をかけたことで初めて気づいた様子で腰が抜けている私に手を差し出した。

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暴力的·グロテスク注意。

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筆者:東方projectのにわかファン  読者:324  評価:3  分岐:1

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このストーリーの評価

LIE #38 - 18.01.02
前言撤回。
最初は酷いけど進むにつれ面白くなってきた。
特に狐夢のところは気づかぬ内にどんどん狂っていく姿がワクワクした。
これからも頑張って。

何事にもにわかな者 二和 #18 - 18.01.01
面白い
oh·····。こっちにも進出してきましたか····。
というか荒らして何が楽しいんですか?自分は仲良くやっていきたいんでやめてもらえます?
あと、あなたに自分のこと言われる筋合いはないんで。

LIE #30 - 18.01.01
いまいち
廚二病作者の信者の作品も糞でワロタww
さすが、にわか野郎のクオリティ、下手すぎて腹筋崩壊しそうww
もう、辞めたら?

東方projectのにわかファン #0 - 17.08.28
ごめんなさい、間違えました······。

東方projectのにわかファン #0 - 17.08.28
「あっ、ありがとうございます·····」
私は差し出された手を借りてなんとか立ち上がる。
「君、大丈夫?怪我はない」

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