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魂魄幽霊 #37 - 16.03.31 05:00

あらすじ
幻想郷は、突然妖精だらけの国と化した。
霊夢達が、この異変を調べる中
一人異変解決の阻止を目論む妖精が………


チルノが主人公の物語です。
いつこの物語を投稿するかは分かりませんが、出来れば沢山投稿します。
オリキャラが登場するので、オリキャラが苦手な方は観覧をお控えください。
……まあ、出来るだけオリキャラが出ないように努力は致します

レス(感想)をくださると、喜びます(笑)



現在連載中の小説
・私の為政者

東方妖精郷
VS.幽々子に続きます

2 件のレス

「パーフェクトフリーズ！！」
「闇の結界！！……って待ってそんな強くしないで待っ」
ダークは守りきれず、敢えなくチルノに倒された。
「あたいの勝ちだね。幽々子に会いに行くか」
チルノは階段を登って行った。


白玉楼に着いた。
チルノは襖を開けると、幽々子に飛び付いた。
「幽々子～！！会いたかった～！！」
「あらあら。チルノったらどうしたの？」
「ここまで来るのにどれだけ大変だったか………幽々子、勝負よ！！」
「何かと思えばやっぱりそうか。相手になってあげるわ。」
チルノと幽々子の戦い、どちらに軍配が
挙がるのか。

「お前妖夢じゃないな！？」
チルノは叫んだ。
すると突然、妖夢が笑い出した。
「あっはっはっはっは！！アンタだけには見破られないと思ったのにねえ！！」
「あたいは最強だからね。貴方の変装なんかお見通しよ！！」
妖夢は闇の妖精へと姿を変えた。
「そうさ。あたしは妖夢なんかじゃない。ダークさ！！」
「名前そのまんまだな」
「仕方がないだろう。作者が思い付かなかったんだから。」
「そんな事より幽々子に会わせろ！！」
「嫌だね！！会いたきゃあたしを倒してから会いに行きな！！」
チルノはダークを一回睨むと、攻撃を仕掛けた。

冥界に着いた。
チルノは白玉楼を目指して階段を登って行った。
「何している、そこの氷精」
チルノの行く手を、妖夢が阻む。
「幽々子は！？」
「幽々子様ならお食事中です。お帰り下さい」
「何でよ！！あたい待つよ！！」
「お帰り下さい」
妖夢は必死に追い返そうとした。
チルノは必死に幽々子に会おうとした。
「帰れ！！」
「嫌だ！！」
遂にチルノは妖夢に攻撃を仕掛けた。
妖夢はチルノの弾幕をするりとかわしていく。
「くそっ！！アイシクルフォール！！」
「闇夜の粉雪！！」
妖夢はチルノの弾幕を斬った。
(あれ？妖夢はこんな技なんて使わない！！)

チルノは冥界を目指して飛んだ。
「冥界には、確か幽々子とか言う生意気な奴が居たわね。あたいの力で教育してあげるわ！！」
チルノは上に上に進んだ。
「チルノちゃん、何しに行くの？」
後ろから大妖精が話しかけてきた。
「幽々子をぶっ倒しに行くの！！」
「ええ！？危ないよ、チルノちゃん！！」
「大丈夫だって！！あたい強いもん！！」
「確かにチルノちゃんは強いけど、幽々子さん相手じゃ………！！」
大妖精が必死に止めたが、チルノは聞く耳を持たなかった。
「チルノちゃん………」
大妖精は不安になった。

東方妖精郷
stage2「冥界の強者」

東方妖精郷
stage1 clear。
stage2に続きます

そんな霊夢と魔理沙を後ろから
見ていた者が居た…………
「ふふん。遂にあたいの時代が来たわけね！」
木の影からチルノは出てくると、賽銭箱に木の枝を入れた。
「ふふっ、これで霊夢はますます私を退治しに来てくれるわ」
チルノは、自分を退治してくれる事を
考え、一人で笑っていた。
「そうと決まれば、まずは幻想郷で強い奴を片っ端からやっていくかね。」
チルノはワクワクしながら神社を飛び立った。
これからは、妖精の時代だ。

「何なのよコレ………！」
霊夢は驚愕した。
ただでさえ邪魔な存在の妖精が、幻想郷を埋め尽くす程存在していたのだ。
「これは片っ端から退治していくしかないぜ！」
魔理沙は神社に来る妖精を片っ端から退治した。
「待って。そんな事をするよりもっと簡単な方法がある筈よ」
霊夢は、近付いてきた妖精を弾き飛ばしながら言った。
「そうだな………よし、調査するか。行くぜ、霊夢」
「あ、待ってよ魔理沙」
霊夢と魔理沙は異変を解決しに出かけて行った。

東方妖精郷
stage1「異変を面白がる氷精」