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東方で遊戯王してみようぜ☆

ゲッター # - 14.05.16 18:37
ニコ動で東方キャラで架空デュエルをしていく動画を見ていたら、こんな小説を書いてみようと思いました。
東方キャラが唐突にデュエルを始めたり、そのデュエル進行や、カード効果・チェーンなど忘れていたり、演出としてプレイミスするところがあるかもしれませんが(^^;)読んでくれたら幸いです。
続きは気が向いたときにでも書きます。

レスポンス


ゲッター #87 - 16.01.30 18:02
あのデュエルの後霊夢と魔理沙は縁側に座ってお茶を飲みながら話をしている。

「魔理沙、あのペンデュラムカードってすごいわね」
「うん? まぁな。私もあそこまですごい代物とは思わなかったのぜ」
 デッキから「星読みの魔術師」と「時読みの魔術師」を抜き出して見て言う。
「霊夢も持っているだろ? それを霊夢のデッキに入れれば大活躍するんじゃないか?」
「そうねぇ、確かにあの召喚方法ならHEROもだし放題だけど、遠慮しておくわ」
「ありゃりゃ、もったいねぇなぁ」
「私にはHEROの結束力でデッキを回すから、必要ないのよ」
「だったら私にくれないか?」
 唐突な言葉に霊夢は目を丸くする。
「え?」
「だって霊夢には必要ないんだろ? だったら私が持つに最適じゃないか」
「そりゃそうだけど、第一空からこのカードが落ちてきたのよ? 怪しいから私が保管しておいて調べないといけないのよ」
「保管ねぇ、使わないカードは宝の持ち腐れだぜ?」
 
 その時だった。

『うう…』
 
 どこからか声がした。
 その声に話すのを止めて霊夢が言う。

「ねぇ魔理沙、いまなにかしゃべった?」
「いんや、なにもしゃべらないのぜ」
「じゃあこの声はどこから……」
『ここはどこだ!? 何故くらい場所にいるんだ!』
 どうやら声は霊夢の袖から胸の辺りで聞こえてくる。
 霊夢は懐からあのペンデュラムカード二枚を慌てて取り出す。
「うわっ! カードがしゃべった!?」
 魔理沙が仰天する。
「このカードは呪いのカードだったのね、言葉を話すなんて異常でしかないわ。早く焼かなきゃ(使命感)」
 するとカードがビックリする。
『MA☆TTE!! 俺は怪しいもんじゃない!』
「うそつけ! しゃべるどころか汗を出すなんて余計怪しいのぜ! さては新手の妖怪か何かなにかか? 退治してやるからそこに立つんだぜ!」
『ひっ!』
「待ちなさい魔理沙、すぐに力でどうのこうのは酷いわ」
『そうだよなぁ、分かってくれたか……』
「とりあえず色々といじくり回してから考えましょう?」
 暗黒微笑をカードに向けながら霊夢は言う。
 この後の惨事を予想したのか、カードがびびる。
『ひいいいいい!! ここは化け物しかいないのか!?』
「化け物? 私は悪魔だ……」
 魔理沙がすごみを利かせて言う。
『あ、悪魔たん…』
「冗談よ、私は困っている奴を見たら助けなきゃいけないのよ。それが例えカードであってもね」
『ほ、本当か……』
「ええ。とりあえずあなたの名前は?」
『俺か? 俺は「ライズ」ってうんだ、よろしくな』
「やけになれなれしいぜ……」
「ライズね、私は博麗霊夢。霊夢で構わないわ」
「私は霧雨魔理沙、まぁ霊夢と同じく魔理沙でいいぜ」
「あなたの名前は分かったけど、どこから来たのかそれと目的を教えてくれないかしら?」
『ああ、それはな……』
 その時だった。

 スドォン!!
 遠くの方で爆発音が起こり、軽い地響きが神社へと伝わる。
「なんだ!?」
 魔理沙が驚いて音のした方へと顔を向ける。
「場所は、魔法の森のほうね……」
 霊夢が立ち上がる。
『もしかしたら奴らが……!!』
 「ライズ」が霊夢の手から飛び出して、魔法の森へと飛んでいってしまった!
「カードが飛んでったのぜ! どういう…ことだ…?」
「どうもこうもないわ。追いかけるわよ!」
「おう!」

 二人はカードを追いかけつつ、魔法の森へと急いだ。


ゲッター #87 - 16.01.30 18:00
【ターン7】

霊夢「驚いたわね、あそこまで落ち込んでいたのに今度は私を追い込むほどに立ち治っちゃって…。けどね、私だって負けられないわ。リベンジを果たすの! ドロー!」

 そして 霊夢が 笑う

霊夢「見えたわ、私の勝利が」

魔理沙「え…」

霊夢「手札からE・HERO エアーマンを召喚!」

魔理沙「エアーマン!?」

霊夢「モンスター効果により、魔理沙の伏せカードを破壊よ!」

魔理沙「しまった!」

霊夢「聖なるバリアーミラフォースね…、良いカードを除去できたわ。そして邪魔なものは無くなった! 私はさらに「リビングデッドの呼び声」を発動し、墓地に眠る「E・HERO ネオス 」を甦らせるわ!
 これでラストよ! 「マスク・チェンジ・セカンド」を発動し、「ネオス」をマスクチェンジさせる!」

魔理沙「!?」

霊夢「ネオスを「M・HERO 光牙」に変身召喚!」

新たなM・HEROがフィールドに降り立ち、魔理沙の顔が引きつる。

魔理沙「嘘だろ…?」

霊夢「そして、「M・HERO 光牙」のモンスター効果を発動。このカードの攻撃力は相手フィールドのモンスターの数×500アップする、でもそれだけじゃないの」

魔理沙「…え?」

霊夢「1ターンに1度、自分の墓地の「HERO」モンスター1体を除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために除外したモンスターの攻撃力分ダウンする。この効果で除外するのは、もちろん「E・HERO ネオス」」

 この効果で魔理沙のオッドアイズの攻撃力が2500ポイントダウンし、その攻撃力はわずか1000となった。さらに光牙の攻撃力はオッドアイズとイーサルがいるため、その攻撃力は3500に達した!
霊夢「行くわよ! 魔理沙! 駆けろ 光牙!!」

魔理沙「ひいいい! 逃げろオッドアイズ!!」

 逃走行動に移るオッドアイズ。しかし高速で飛行する光牙にとってオッドアイズを捉えるのはたやすい。
 だから、背後を取った光牙に対して、悪魔の斧での攻撃を見舞う。
 しかし、悪を退治するのはいつの時代でもヒーローだった。

霊夢「これで終わりよ! レイザー・ファング!!」

 光牙のレイザー・ファングがオッドアイズを袈裟切りにして、爆発させた!
魔理沙「…ま、負けた…」【LP1600→0】

 負けたが、心の中はなぜか清々しかった。

魔理沙「香霖…、私はもう逃げないぜ」


ゲッター #87 - 16.01.30 17:59
【ターン6】

 魔理沙の目に生気が戻る。

魔理沙「そうだよな…、私がダメじゃ、ずっとダメだよな」

 隣に霖之助がいるような気がして、魔理沙は安心感を覚えると同時に、諦めるもんかという思いが込みあげてくる。

霊夢「魔理沙…」

魔理沙「悪かったな、霊夢。もう大丈夫だ、私は負けたりしないぜ!」

 その時、魔理沙の右手が光ったような気がした。

霊夢「…!?(右手が光った? まさか…引き当てる気なの…キーカードを?)」
 
 動揺する霊夢。
 外の世界には、右手が光る決闘者がいて、彼らはピンチの時に切り札を引くという伝説があるのだ。

魔理沙「行くぜ! ラストターン! ドロー!!」

 引いたカードを見て、ニッと笑う魔理沙。

霊夢「なにを…引いたの…?」

魔理沙「来たぜ、逆転の手がな!!」

 魔理沙はカードを場に出して叫ぶ。

魔理沙「まずは邪魔なそのカードからだ! 魔法カード「サイクロン」!」

 破壊の竜巻が霊夢のセットカードを破壊する!
 その正体は「神の警告」だった。

霊夢「くっ!?」

魔理沙「危なかったぜ、それがあると厄介だったぜ」

 そして、魔理沙は手札から二枚のカードを取り出し、高らかに宣言する。

魔理沙「私は手札から「星読みの魔術師」と「時読みの魔術師」を使い、ペンデュラムスケールをセッティング!」

 モンスターゾーンの両端に「星読みの魔術師」と「時読みの魔術師」を配置して、特殊なゾーンが形成された。

魔理沙「これで私はレベル2からレベル7までのモンスターが無条件で出せるぜ!」

霊夢「ペンデュラム…、はっ! そのカードはこのためのカードだったのね!?」

 霊夢は境内に落ちていたカードを思い出し、それの持つ力に驚愕する。

魔理沙「さらにリバースカードオープン!「強欲な瓶」で一枚ドローだ! そして霊夢これが私のラストターンの全てだ!!
 来い! 「オッドアイズ・ドラゴン」!「魔装聖龍 イーサルウェポン」!」

 魔理沙の場に2体の龍が現れる!
霊夢「こ、これがペンデュラム召喚…」

魔理沙「まずはイーサルウェポンのモンスター効果を発動! このカードがP召喚に成功した時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻すぜ!」

 イーサルウェポンの両眼が輝き、その効果で霊夢のリバースカードである「ヒーロー・ブラスト」が手札に返された。

霊夢「バウンス能力…!?」

魔理沙「さらに手札から「デーモンの斧」を「オッドアイズ・ドラゴン」に装備するぜ!」

 オッドアイズがデーモンの斧を顎で持ち、ネオスへと構える。

霊夢「しまった! ネオスの攻撃力は2500しかない!」

魔理沙「そして今のオッドアイズは攻撃力が3500! いくぜ!
    駆けろ!オッドアイズ・ドラゴン!」

 オッドアイズがネオスと格闘を始める。
 しかしパワーを上げたオッドアイズがネオスを一刀両断にした!
魔理沙「やったぜ!」

 ガッツポーズをする魔理沙。

霊夢「そ、そんな…」【LP7500→6500】

魔理沙「まだ終わらないぜ! オッドアイズ・ドラゴンの効果で破壊したモンスターの攻撃力の半分の数値がバーンとして霊夢へと与えるぜ!」

霊夢「なんですって!?」【LP6500→5250】

魔理沙「さらにイーサルウェポンでカードガンナーへと攻撃! 「イーサル・バースト」!!」

 イーサルの光線がカードガンナーを包み込んで破壊する!
霊夢「きゃあ!!」【LP5250→3350】

魔理沙「よっしゃあ! 全滅したぜ!(後は私のセットしてある「聖なるバリア -ミラーフォース-」でどんな強力カードも無意味にしてやるぜ)
    ターンエンド!」


ゲッター #87 - 16.01.30 17:58
 博麗神社の上空に突如として時空のねじれが起きて、そこから二枚のカードが霊夢の頭に落ちる。その後ねじれは消え去りなにもなかったかのように元の空になっていた。

霊夢「いった~い! いったい何なのよ……て、これって確か前に遊んでいた遊戯王カード? しかも地面に刺さるなんてあり得ないし……なんでこんなものが落ちているのよ。というか変わったカードね」

 霊夢が地面から抜いて持つカードは、一見するとなんのへんてつもない遊戯王カードのようだが、モンスターカードなのに、下半分が魔法カードのような印刷がされているのだ。

霊夢「ペンデュラム……? なんだかわけの分からないカード……」
魔理沙「なに見てるのぜ?」
 
 霊夢の後ろから魔理沙が現れて、霊夢が驚く。

霊夢「わぁっ! ビックリするじゃない! 驚かさないでよ」
魔理沙「いや、驚いたのは私の方なんだけど、まあいいぜ。所でなんで遊戯王カードを持っているんだ? 見たところ新しいカードのようだけどさ」

 不思議そうな目で霊夢の持つカードを見て言う。

霊夢「いや、空から落ちてきたのよ」

 真上に指さして霊夢が言う。
 魔理沙は怪訝な表情を浮かべた。

魔理沙「はぁ? とうとう頭がどうかしたのぜ?」

 はははと笑う魔理沙に霊夢が苛立つ。

霊夢「イラッと来るわね! だったらあんたとデュエルして勝ったら信じてもらうからね!」

 デッキを袖から出して構える。
 それに対して魔理沙はニッと笑う。

魔理沙「望むところだぜ! 丁度新作を組んだから相手してやるぜ!」
霊夢「私も前のE・HEROを組み直したのよ! 前回のリベンジもかねてるわ」


霊夢・魔理沙「「デュエルスタート!!」」


ゲッター #87 - 16.01.30 17:57
 藍から話を聞いた妖怪の山に住む烏天狗の射命丸文は、外の世界に流行しているデュエルモンスターズにおもしろがった。

「このカードゲームは大変面白い遊びですね~」
「それで一つ相談があるのですが……」
 藍は漆塗りの小箱を文へと差し出しながら言う。中には今回の交渉料であるお金が入っている。

 藍が相談する事とは、このカードゲームを幻想郷で知らしめるのと同時に、規模の大きい大会を開くというものだ。ちなみにこのアイデアは、紫が考えたもの。
 そして、このアイデアを実現するのに適した人材が、射命丸だった。
 彼女の新聞にこのゲームのことを書き、そして幻想郷中にばらまけば、それはあっという間に全土に知れ渡るだろう。

「ええ、構いませんが。コレは受け取れません」
 眉を下げた笑みで文は小箱を藍に返す。
「私は正直お金で動くタイプの妖怪ではありません。私の報酬は、みんなの楽しむ笑顔だからですよ」
「私としたことが、とんだ失礼をしてすみませんでした」
 ハッとした表情の後、頭を下げて謝る藍。
「あやや……、謝らないで下さい。とにかくこのカードゲームを新聞に書いておきますので、あなたは家にお帰り下さい」
「分かりました。では、よろしくお願いしますね」
「お任せを」
 とんと胸を拳で叩いて文は頷く。

 その後藍は妖怪の山のエンジニアである河童に会いに行き、とある事を頼む。ちなみに先ほどの文に渡そうとしていた小箱は、河童には喜んで受け取ってもらえたと言う。


「紫様、全てのお使いを終えてきました」
 帰宅した藍を労う紫は言う。
「ありがとう。では、そろそろ計画を始めましょうか」
 不敵に笑む紫。
 その手にはあの空色のカードが握られていた。


ゲッター #87 - 16.01.30 17:56
前回の①の六ターン目の場の状況

 藍の場には《幸運の鉄斧》を装備された《交響魔人マエストローク》が一体、伏せカードは無し。残りのライフポイントは【4500】
 一方の紫の場にはモンスターも無し、伏せカードも無い。そしてライフポイントは【4900】

【ターン8】
「ドローカード」
 紫は残りの手札も無い状況でドローフェイズに一枚のカードを引き、形勢を立て直したいところだが、引いたカードはこの状況では役には立たないカード。仕方なく紫はそのカードを手札に引き入れてからメインフェイズに入る。
「メインフェイズ時に私は先ほど手に入れたカードをセットします。
 ターンエンドよ」
 その時だった。

 ド…クン……。

「!」
 紫は突然何かの『気配』を感じて泡立つ。
「どうしました!?」
 藍は怪訝な表情で紫を心配して駆け寄ろうとするも、彼女は手で藍を制した。
「いえ、なんでもないわ。デュエルに集中しましょう。藍」
 安心させるように紫は藍に言うと、しぶしぶと彼女は頷く。
 しかし未だに紫はこの身に感じている『気配』を怪しんでいる。しかもその『気配』が迫り来る感覚が徐々に短くなっていくのだ。
(何かしら、この気配。けれど今はデュエルに集中することが大事ね)

【ターン9】

「では私のターンですね、ドローフェイズに一枚のカードを引いて、そしてメインフェイズで紫様と同じく場にカードをセット
 その後バトルに入ります、交響魔人マエストロークで紫様に直接攻撃!」
「ううッ!」
 腕を交差させて攻撃からの衝撃に耐えるも、吹っ飛ばされて倒れた。そのとき、頭の帽子がパサッと床に落ちるのと、藍が悲鳴を上げるのは同時だった。
「きゃあ! 紫様ぁ!!」
 
 八雲紫【4900】→【2300】

「大丈夫ですか!?」
 ヨロヨロと立ち上がる紫を見て、これまで心配していた藍は顔を青ざめ、ついにカードを仕舞って駆け寄ってしまう。
 そんな藍に紫は目を丸くして驚く。
「藍っ、まだゲームは終わって……きゃっ」
 言葉は続かなかった。なぜなら、藍がぎゅっと藍が紫に抱きついて涙を流していたからだ。
「どっ、どうしたの……? 藍」
 逆に紫は困惑してしまう。だが、腰に手を回している藍の力は想像以上に強く、そして暖かかった。
 藍は泣きながら言葉を紡ぐ。
「私はこの手で紫様に危害を加えてしまったのです、私ったらなんて愚かで馬鹿なんでしょうか……!」
 紫は思った。
 この子(藍)は、とても主人思いの式神だと。
 その時だった。
「!」
 紫は右手に何かの感覚を感じ取り、急いでその手を見てみた。すると、どこからか光が無数に現れてその手のひらに集まっていく。
 同時にその光には、先ほど湯紫へと近づいてきた『気配』と同じものを感じ取り、彼女は驚く。
「この感じはさっきの……」
 そしてその光が集まって一つの形へと変化していく……。
 この事態を、隣で見守っていた藍は気付いて叫ぶ。
「紫様、何かが手の中に現れました!」
 紫の手の中に現れたものは、一枚のカードだった。
「デュエル……、モンスターズ?」
 光が集まって生まれたものは、一枚のデュエルモンスターズカードだった。
 そのカードは今までに見たことが無い特徴を持っていた。まずそのカードの色は空色の色彩を帯びており、美しかった。
「これが、先ほど私にちかづいていた気配?」
「どうしました? 紫様」
 藍は怪訝な顔で紫に言うと、「いえ、なんでもないわ」と紫は言い、現れたカードをまじまじと見つめる。
「……」
 そして紫は立ち上がって、衣服に付いた埃を叩いて落とす。
「紫様……」
「藍の言うとおり今回はここまでにしましょう。それと後でブン屋と『妖怪の山』に連絡をよろしく」
 それだけ言い、デュエルディスクの電源をOFFにした紫はここから去っていった。


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ゲッター # - 14.05.24 01:04
【ターン1】

「では私のターンから行きますね、ドロー」
 デュエルは紫からの先攻となり、カードをデッキトップから1枚をドローする。
「ふぅん、悪くないですね。メインステップで手札から《ゴブリンドバーグ》を召喚、続いてその召喚時効果により手札から《アレキサンドライドラゴン》を呼び出します」
 ゴブリンドバーグが輸送してきたコンテナからまばゆい輝きを持つ龍、アレキサンドライドラゴンが現れて、藍に咆哮する。
「これが【外の世界】の技術ですか、カードのイラストをそのまま現実に投影……、河童達が面白がりそうですね」
 立体映像に感心する藍。
「何事も感心するのはいい事ね、けどまだ終わりじゃないわよ? 今呼び出した《アレキサンドライドラゴン》と《ゴブリンドバーグ》をオーバーレイします。
 現れよ、希望の戦士《No.39 希望皇ホープ》!」
 紫がモンスターカード二枚を重ねて、両者の間に銀河が生まれて、素材となった二体のモンスターが吸い込まれた次の瞬間、そこには【39】を宿したモンスター、《No.39 希望皇ホープ》が場に舞い降りる。
 その姿はまさに希望を背負う一人の勇者を具現化したかのようだ。
「このモンスターは確か……」
「ええ、このモンスターはエクシーズモンスターと呼ばれる新たなカテゴリーを持つカード。藍もこれを機会に覚えておくといいわ。
 第一ターンはバトルフェイズを行えない、よって私はこのままターンを終えます」

【ターン2】

「(紫様の場には、最上級レベルに等しい攻守を持つホープが一体……どうするかな)」
「そんなに手札とにらめっこして、藍ったら可愛いわね~くすくす」
 手札を凝視されていたことを言われて藍は顔が赤くなり、取り乱す。
「かっ、からかわないで下さい!」
「はいはいごめんなさいね」
 手をひらひらとさせて誤る紫。だがその表情はまだ緩んだままである。
「コホン、では私のターンドローカード。次にメインステップ、手札から魔法カード《地割れ》を超動します」
 藍の魔法カード《地割れ》の発動と同時にホープの足元が亀裂が走り、ガラガラと中に飲み込まれた。
 これには紫は困った表情を浮かべる。
「まったく藍ったら肩に力が入りすぎているようね。序盤からパワーカードの使用なんて」
 ユニットごとホープをセメタリーゾーンに送る紫に、
「いえいえ、相手がなんの効果を秘めているか分かりませんからね、まずは確定除去でいかせてもらいました。
 続いて手札より《増援》を発動、デッキから戦士族モンスターである《切り込み隊長》をサーチそしてデッキをシャッフルします」
 自動シャッフル機能が働いて藍のデッキはシャッフルされた。
「さらに今手札に加えた《切り込み隊長》を召喚し、次にその召喚時効果によって手札からレベル四以下の《巨大ネズミ》を場に特殊召喚」
 新たに現れた巨大ネズミはその目を赤く発光させて、その身をぐぐっと縮ませて臨戦態勢をとる。
 紫は不敵な笑みを浮かべた。
「来るのかしら?」
「はい、こちらにはアタッカーが二体。よってこのまま攻撃に移らせてもらいます。
 バトルフェイズに移行、まずは《巨大ネズミ》で紫様にダイレクトアタックです!」
「それではその攻撃は通します」
 八雲紫【8000】→【6600】
「ふぅん、なかなか効くわね」
「次に《切り込み隊長》でアタック!」
「その攻撃はライフで受ける」
 八雲紫【6600】→【5400】
「メインフェイズ2で私は伏せカードを二枚出してターンエンドです」

【ターン3】

「私のターン、ドロー。
 ……メインフェイズ時に手札からドローフェイズで引いてきたカード、《サイバー・ドラゴン》を効果で特殊召喚します」
「緩い条件で特殊召喚できる上級モンスターですか、なるほどいいカードですね」
 自分を見下ろしているサイバー・ドラゴンを見て藍は険しい表情をして言う。
「外の世界だとレギュレーションでは一時期制限に指定されていたらしいわ。現在は三枚まで入れられるみたいだけど、何があったのかしらね?」
「さぁ、詳しいことは分かりませんがきっとそれが許される時代になったのでは? 
 ほら、かつて私たち妖怪側が人間側との確執があったじゃないですか。けれど時代は変わってお互いが存在を認め合って、共に歩んでいけるようになったのと同じだと思うのです」
「確かにね。
 けどまだデュエルは終わっていないわ。サイバー・ドラゴンは特殊召喚、まだ召喚権は有効、よって手札から《切り込み隊長》を召喚し、その効果で手札からレベル四の《賢者ケイローン》を呼びます。
 さて」
 計三体のモンスターを従える紫は藍の場を確認する。
「ふぅん、攻撃した時のカウンターが怖いわね。だからそれを取り除いてしまいましょう」
「!」
「賢者ケイローン、あそこに仕掛けられたカードを破壊しなさい。ケイローンの効果発動、手札の魔法カードをコストにして藍の伏せカードを破壊します。破壊するのはデッキ側です」
「チェーンはありません」
「そう、それはいいことだわ。さらに手札から《サイクロン》を発動。最後のカードも破壊よ」
「チェーン無いです」
「では攻撃に移ります。
 まずは切り込み隊長で藍の切り込み隊長にアタック」
 
【切り込み隊長 攻1200】VS【切り込み隊長 攻1200】

 結果は同じ攻撃力なので両者は破壊された。

「続けます。ケイローンで藍の巨大ネズミに攻撃」
「通します」

【巨大ネズミ 攻1400】VS【賢者ケイローン 攻1800】

 結果は紫のモンスターの攻撃力が勝っているため、一方的に藍のモンスターを破壊した。

 八雲藍【8000】→【7600】

「巨大ネズミの戦闘破壊時効果が出ます!」
「あら」
「この効果で、えーと……二体目の《巨大ネズミ》をデッキより特殊召喚!」
「かまわないわ、サイバー・ドラゴンで屠ります。
 エヴォリューション・バースト」
 まばゆい輝きのレーザーが新たに出てきた巨大ネズミを焼却する。
「わわっ!」
 藍は動揺する。

 八雲藍【7600】→【6900】

「うう……、じゃあ私は巨大ネズミの効果で、デッキから《ゴゴゴゴーレム》を攻撃表示で特殊召喚します」
「では私はなにも出来ないのでターンを終えます。
 ごめんなさいね藍?」
 かわいらしく舌を出して片目を閉じた紫。
「しくしく……」

【ターン4】

「めげずに行きますドロー!」
「よし、これなら。
 私はメインフェイズで自分のゴゴゴゴーレムをリリースして手札から《フロストザウルス》をアドバンス召喚!」
「なるほど、その高い攻撃力(フロストの攻撃力は2600)で私のモンスターを破壊するつもりね?」
「そうです、しかも紫様にはなんの後ろ盾もありませんからね。行きますよ!
 バトルフェイズ! フロストザウルスでサイバー・ドラゴンにアタック!
 フロスト・スタンプ!」
 凍てつく前足がサイバー・ドラゴンの最先端の技術で造り上げたボディーを易々と破砕する。
【フロストザウルス 攻2600】VS【サイバー・ドラゴン 攻2100】

 結果はフロストザウルスの勝利である。

「やってくれるわねっ!」

 八雲紫【5400】→【4900】

「よしっ、ターンエンドです!
(次のターンでフロストザウルスに《幸運の鉄斧》を装備させれば手が付けられなくなり、殴り勝ちできる)」
 小さくガッツポーズを決める藍は笑顔だった。
【ターン5】

 紫はドローしてから藍を見据えて言う。
「藍、あなたは強いわね。けれど、ケイローンを生かしておいたのは失敗だったようね」
「え? どういうことですか?」
「こういうことよ。
 メインフェイズで手札から《増援》を超動!」
「それは確かデッキから戦士族を呼んでくるカードですね!」
「そう、そして持ってきたのは《ハウリング・ウォリアー》そしてそれをそのまま召喚、
 さらに召喚時効果起動! このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターのレベルは3になる。
 この効果で賢者ケイローンのレベルはこのターンのみレベル3として扱います。
 そしてこの二体でオーバーレイ!
 オーバーレイネットワークを構築し、現れよ《弦魔人ムズムズリズム》!」
「攻撃力がたったの1500!? そんなモンスターでどうするんですか?」
「ふぅん、ならどうしてこの局面でこのモンスターなのかを教えてあげるわ。
 バトルフェイズでムズムズリズムで藍のフロストザウルスに攻撃!
 ……する時に効果発動、自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが相手モンスターを攻撃するダメージステップ時に、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その攻撃モンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで倍になるのよ」
「!?」

【フロストザウルス 攻2600】VS【弦魔人ムズムズリズム ※攻3000(※効果補正値)】

「きゃああああ!」

 八雲藍【6900】→【6500】

「では私はターンエンド」

【ターン6】
 
 藍はこの状況を打開すべくドローフェイズに賭けたが、残念ながらモンスターは来ない。
【ターン7】

「ではこれで行くわ。
 メインフェイズで《幸運の鉄斧》を弦魔人ムズムズリズムに装備」
「あっ、それは……」
「なにかしら?」
「いえっ、なにも……」
「これでムズムズリズムは攻撃力が2000に育った。
 それじゃあ行くわよ、ムズムズリズムでアタック!」
「ひィッ!」

 八雲藍【6500】→【4500】

【ターン8】

「ドロー、よし」

「(? 何を引いたのかしら)」
 紫は怪訝に思う。
 
 この状況を打破するには上級または最上級モンスターの召喚あるいは特殊召喚だけ。もしくはエクストラデッキからのモンスターの特殊召喚。
 紫は少しだけ嫌な予感がした。

「私はこのカードを発動します、魔法カード《光の護封剣》を超動!」
 紫の前に輝く剣が降り注ぎ、攻撃の手を封じた。
「やるわね、この土壇場でそんなカードを引くなんて」
「いえいえ、紫様の足元にも及びません。
 さらに手札から《ゴゴゴジャイアント》を召喚します!
 そしてその召喚時効果で私の墓地に眠る《ゴゴゴゴーレム》を一体リアニメイトします!
 ……ですが、せっかく召喚したこのゴゴゴジャイアントですけど、このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になるんです」
「でも目的は単なるサモン&リア二メイトじゃないでしょ?」
「さすが紫様鋭い。本当の目的はエクシーズにありです」
「やはりね」
 
 どうやら紫が予感していたことは当たったようだ。

「行きますよ!
 私の二体のゴゴゴをオーバーレイ!
 奇跡の旋律を指揮し、私に勝利を見せてください!
 《交響魔人マエストローク》をエクシーズ召喚!」
「現れたわね、エクシーズ……」
「さぁ、マエストロさんの効果を発動です。
 ユニット消費で紫様のムズムズリズムをセット状態にします!」
 ムズムズリズムの強制セットにより装備されていた幸運の鉄斧はルールにより分離の後に墓地に飛ばされた。
「やってくれるッ! さぁどうする藍!」
「もちろんアタックあるのみです、バトルフェイズに移行し、マエストロークで紫さまのムズムズリズムに攻撃!」

【交響魔人マエストローク 攻1800】VS【弦魔人ムズムズリズム 守1000】

「勝てないか。いいわ破壊されてあげる」
「私はメインフェイズ2で手札に先ほどまで腐っていた《幸運の鉄斧》をマエストロさんに装備してターンエンドします」


ゲッター # - 14.05.24 00:47
 人気のない場所に、一軒の住居が人々から忘れ去られるように立っていた。そのたたずまいはどこか洒落た部分と得体の知れない部分を持ち合わせた造りをしている。
 その地下に通じている階段を下りていくと、がらんどうな空間が広がっていた。
 空間はかなりの広さを誇り、薄暗い部屋の中央になにやら変わった機械が鎮座しており、用途も不明である。そしてその機械を見ている二組の人影が並んで立っていた。

「紫(ゆかり)様、この機械は一体なんですか?」
 凛とした声音を持つ声の彼女は、中華風のいでたちをしていながら、驚くことに狐の尻尾が生えている。その数は九本、そして彼女は人間ではなく最強の妖獣に属する妖怪、八雲藍。
 そしてもう一人、否、彼女もまた人間ではない。ただ、先ほどの藍と比べればまだ人間らしい格好だが、その周りに放つ気配は人のものではない。彼女の正体は妖怪だ。
 彼女の名前は八雲紫。数多の妖怪の中では最強の一角を担うポテンシャルを持ち、また何を考えているのかも分からなく、よく胡散臭いといわれる。とにかく謎だらけなのだ。彼女は。
 因みに藍は紫の部下、もとい式神である。
 紫は不敵な笑みで機械を見上げ、そして自分の式神に視線を移して言う。
「藍、あなたはこれが何に見えるかしら?」
 質問に対し逆に問いかけてくる紫に対し、藍は困惑顔になった。
「私は紫様の言っていることがまったく分からないのですが……」
 困り果てている彼女が面白いのか紫はくすくすと笑い、藍は表情が赤くなってしまう。
「これはですね藍、私が作り出した機械、まぁ式(コンピューター)と呼ばれるものです」
「何をするための式なのですか?」
 藍が言うと紫は歩いていく。姿を追っていくと、彼女は二つの機械を下げて持ってきた。見たことも無い形であり、何に使うかも分からない。
「紫様これは?」
 機械に指さして主人に聞くと、紫は不敵な笑みで、
「これは決闘盤【デュエルディスク】と呼ばれるものです。外の世界ではこのような機械を腕に通して、意味を込められた札(カード)をお互いが駆使して遊ぶ、【デュエルモンスターズ】が大人気となっていて、社会そのものを動かす力も持っているようなの」
「それは壮大な遊びですね……、ところでこのデュエルモンスターズはスペルカードシステムと同じようなものを感じるのですけど?」
「えぇ、根本は似ている部分があります。ただ、外の世界ではこのゲームは大流行、それでこの幻想郷にも取り入れてみようと思いました」
「でも、なにか考えがあっての事ですよね?」
 藍は怪訝な目で紫に言う。
 八雲紫は大変聡明であると同時に、行動にはなにかの考えがところどころに隠されている。今回の事も何か裏があってのことだろうと藍は思っている。
「藍、この事はあまり考えなくてもいいです、機が熟した頃にあなたに答えます。今は私のいう事を聞いていればよいのよ」
 叱りを受けて藍は「はい」と答えるしかできなかった。
「では、まず私と藍でこのゲームを実際に行います。いいですね?」
 紫はゲームに使う四十枚の山札(デッキ)が収められたデュエルディスクを左腕にはめて藍に向いて言う。
「いきなりですか? まだルールというものが――」
 藍の言葉は途切れる。紫が【どこか】からルールブックを取り出して、彼女に投げて渡したからだ。
「ルールは簡単よ、頭の回転が速い藍ならすぐに覚えられるでしょう」
 紫の言うとおり、藍はルールを全て覚えてしまった。後は実戦だけである。
「「決闘!」」
 
 かくして二人の妖怪による決闘は幕を切って落とされた。


シャンハーイ #104 - 14.05.16 22:50
スカイスクレイパーの効果使えば(ボソッ)
雰囲気は楽しかったですー
にしても遊戯王懐かしい
自分もいつか書いてみようかなぁ

1 件のレス

ゲッター # - 14.05.16 19:08
執筆終了。
うーん、カードゲーム系は説明が多くていけないな。
次はくどくならないように頑張ろう……。


ゲッター # - 14.05.16 19:07
魔理沙(以後:魔)「なぁ、霊夢」
 神社の縁側でくつろぐ魔理沙はポツリと言う。
霊夢(以後:霊)「何? 魔理沙」
魔「これやろうぜ」
 魔理沙はカードの束を出した。
霊「なぁにこれぇ」
 と、霊夢は疑問符を浮かべる
 
 カードの正体は遊戯王カードと呼ばれるカードだった。
 
魔「紫色のBBAに貰ったんだ。何でも外の世界では世界的に流行っているらしいカードゲームなんだってさ」
 魔理沙は楽しそうに説明する。
霊「紫色のBBAって、それって紫のことでしょ? 夜道には気をつけなきゃ。危ないから。けど、それスペルカードより面白い?」
 そういってお茶をすする霊夢。
魔「面白いんじゃないか? ルールブックも渡されたからさ、暇つぶしでやってみようぜ? なぁ、いいだろ?」
 遊戯王を勧める魔理沙はまるで待ちきれない子供のようだ。
霊「……まぁ、いいわよ」
魔「よっしゃ! じゃあお互いにデッキを作って、一時間後に対戦な!」
 こうして二人はデッキを作りに入る。

 少女構築中……。

魔「出来たか?」
霊「えぇ」
魔・霊「デュエル!」


【TARN-1】

魔「私のターンだな! ドロー!」
魔「私は【熟練の黒魔術師】を召喚! その後カードを二枚伏せるぜ!」
魔「ターンエンド」

【TARN-2】

霊「私のターンドロー。 私は手札の【E・HERO フェザーマン】と【E・HERO バーストレディ】を融合。現れよ、【E・HERO フレイム・ウィングマン】!」

魔「いきなり融合。しかも上級かよ……」
 後攻で上級モンスターを召喚されてビビる魔理沙。

霊「あら、テキストに書いてある通りにカードを使っただけよ。さらにフィールド魔法、【摩天楼 -スカイスクレイパー-】を発動」

魔「まるで外の世界を見ているようなフィールドだな」

霊「見とれている場合じゃないわよ。フレイムウイングマンで魔理沙のモンスターにアタックよ」

魔「こりゃまずいな。伏せていた速攻魔法、【ディメンションマジック】を発動!」

霊「リバースした魔法を発動ですって!?」
 伏せてある魔法カード発動を宣言されて驚愕する霊夢。

魔「ああ。こいつは通常魔法と違って、伏せた状態でも発動できる魔法カードだ! 霊夢だってデッキに入れてるだろ?
 この効果で私の熟練の黒魔術師をリリースし、手札から最上級黒魔術師を特殊召喚だ! 出て来い、【ブラック・マジシャン】!」
 魔理沙の場に現れた黒魔術師を見て、霊夢は不満そうに唇を尖らせる。

霊「……巻き戻しが発生するから、私はフレイムウイングマンを攻撃ストップして、メインフェイズ2でリバースカードを二枚セットして、ターンエンドよ」

【TARN-3】

魔「私のターン、ドロー! さて、ブラック・マジシャンを出したはいいが、あのリバースがどうも気になるぜ(しかもさっきのディメンションマジックの破壊効果を忘れているし……。なにやってんだかなぁ私)」
 魔法・罠カードゾーンのカード二枚を見て、魔理沙は口元に手を添える。

霊「どうしたのかしら?」
 そんな魔理沙に霊夢は余裕の表情を見せる。

魔「仕方ない。私はリバース魔法、【サイクロン】を発動するぜ!」

霊「サイクロン!?」

魔「こいつで霊夢の場のリバースカードを破壊する」

霊「くっ、防御できるカードは無いわ……!」

魔「デッキ側を選択して破壊!」
 だが、みすみすやられるはずがない。霊夢はセットしてあるカードを表に返す。
霊「なら私も、【融合解除】を発動! 舞い戻れ!フェザーマン、バーストレディ!」

魔「モンスターが増えたな。だが、いい的だぜ。バトルフェイズだ。ブラック・マジシャンでフェザーマンに攻撃!」

霊「通すわ くっ!」

 『霊夢』【8000】→【6500】
 
魔「私はカードを二枚伏せてターンエンド まずは私が優位にたったぜ!」

【TARN-4】

霊「ドロー 私のモンスターはバーストレディが一体……。どうするかな」

魔「そんなよわっちいカードじゃ、どうすることも出来ないな(あのもう一つのリバースは攻撃反応型じゃないから、攻撃しても安全だな)」

霊「弱いカードも工夫すればどんな強敵をも倒せるものよ。
 リバース罠発動。【サンダーブレイク】。自分の手札一枚をコストにして、フィールド上表側表示モンスター1体を破壊する。この効果で魔理沙のブラックマジシャンを破壊するわ」

魔「んなにィ!? 私のブラック・マジシャンが!!」

霊「その後私はドローフェイズで引いたカードの【Eーエマージェンシーコール】を発動。この効果でデッキからE・HEROをサーチするわ。」

魔「くそっ」

霊「よし、あなたに決めたわ。【E・HERO エアーマン】を手札に加える。そしてそのままエアーマンを召喚! このカードの効力によって、HEROと名の付いたカードをデッキから手札に加える。私は【E・HERO スパークマン】を手札に加えるわ」

魔「厄介な効果だぜ……」
 頭を抱える魔理沙を見て霊夢は微笑む。

霊「そしてさらに場に存在するエアーマンとバーストレディを融合! 吹きすさべ、疾風の戦士! 【E・HERO Great TORNADO】」

魔「また融合、しかも今度は最上級モンスターだと!?」
 あまりの出来事に立ち上がって叫ぶ魔理沙。

霊「このモンスターはこのカードが融合召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力・守備力を半分にすることが出来るけど、残念ながら魔理沙にはモンスターはいない。よって、このまま攻撃を受けてもらうわ。スーパーセル!」

魔「がはっ! こりゃ効くな……」

 『魔理沙』【8000】→【5200】
 
霊「どう? 弱いカードも結束すればどんなカードも目じゃ無いのよ? 私はカードを二枚伏せてターンエンド」

【TARN-5】

魔「確かにな。霊夢の言うとおり、弱いカードも結束すればどんな奴も目じゃないことは分かった。けどな。その結束の力はお前の専売特許じゃないぜ! ドロー! そしてメインフェイはせず、このままバトルフェイズに行くぜ! リバース魔法発動! マジシャンズ・サークル!」

霊「マジシャンズ・サークル…?」

魔「この罠は、自分または相手の魔法使い族モンスターの攻撃宣言時に発動できる。お互いのデッキから攻撃力2000以下の魔法使い族モンスターを呼び出せるカードだ」

霊「私のデッキはほとんどが戦士族よ」
 デッキの中身を見ながら霊夢はジト目で言う。

魔「なら私はデッキから、ブラック・マジシャン・ガールを特殊召喚だ!」

霊「そんなモンスターじゃ、私のGreat TORNADOの足元にも及ばないわね」

魔「かもな。なら、目に物を見せてやるぜ。さらに手札から魔法カード。ディメンション・マジックを発動!」

霊「二枚目を持っていたの!!?」

魔「そうだ。確かに霊夢のGreat TORNADOは強い。びびるほどにな。
 だが、案外そう言うモンスターは魔法に弱いんだぜ? このこの効果で私のブラックマジシャンをコストにしてリリースし、手札から新たなるブラック・マジシャンを召喚! そして霊夢のGreat TORNADOを破壊するぜ!」

霊「嘘!?」
 霊夢は、絶対に破壊されないと思っていた切り札がいとも簡単に破壊されて呆然となる。

魔「二体の黒魔術師でダイレクトアタックだ!」

霊「きゃあっ!!」

『霊夢』【6500】→【1400】

 霊夢の場はほとんどがら空きであり、そして彼女の手札にはモンスターはいなかったのである。

霊「私の負けよ……」

 デュエル終了

霊「くっ、くやじい……」
 涙ぐんで悔しがる霊夢。今回の敗因は自分のモンスターを過信しすぎた結果でありそんな霊夢をみて、魔理沙は頭を掻いて申し訳なさそうに謝っていた。
魔「ま、まぁ、今回はやりすぎたな。すまん」
霊「でも、面白いわね。このゲーム」
 霊夢はすっかり泣き止み、変わりに遊戯王を褒めだした。その意見には魔理沙も同意だった。
魔「だろ?」
霊「弾幕ごっこもいいけど、こういうゲームも悪くは無いわ。魔理沙。またやりましょ」
魔「おう! 今度は他の奴らも誘ってやってみたいな」


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