[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本 (中経の文庫) の感想
参照データ
タイトル | [図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本 (中経の文庫) |
発売日 | 2013-09-02 |
製作者 | 池上 彰 |
販売元 | KADOKAWA / 中経出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
中経の文庫から出ているこのシリーズも3冊目。
「経済」「政治」ときて、今回は「宗教」である。
池上さんが宗教について書いた本はたくさん出ているが、
仏教の本、イスラム教の本、という感じで細分化されている。
『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』(文春新書)という
幅広く目配りをした本もあったけれど、あれは対談形式をとっていた。
世界の主要な宗教についてコンパクトにまとめられた池上解説の本は、
本書が初めてなのではないだろうか。
コンパクトであるだけに、各宗教を深く掘り下げるというよりは、
ざっと概観してみましょう、といった「広く浅く」の内容ではある。
が、「これさえ知っておけば大丈夫」という基本はきちんと押さえてある。
イスラム教から始まり、キリスト教、ユダヤ教、仏教、ヒンドゥー教、
そして日本古来の宗教である神道、という順番で解説されている。
中東問題とは? アラブの春とは? ローマ法王とは?
チベット仏教とは? カースト制度とは? 神社の仕組みは?
こうした事柄を噛み砕いて平易な言葉で説明できるのは、この人の真骨頂。
とりあえずは、表紙にあるとおり、「世界のニュースがわかる」だけの
基礎の基礎をしっかりと頭に入れることができるだろう。
「経済」「政治」ときて、今回は「宗教」である。
池上さんが宗教について書いた本はたくさん出ているが、
仏教の本、イスラム教の本、という感じで細分化されている。
『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』(文春新書)という
幅広く目配りをした本もあったけれど、あれは対談形式をとっていた。
世界の主要な宗教についてコンパクトにまとめられた池上解説の本は、
本書が初めてなのではないだろうか。
コンパクトであるだけに、各宗教を深く掘り下げるというよりは、
ざっと概観してみましょう、といった「広く浅く」の内容ではある。
が、「これさえ知っておけば大丈夫」という基本はきちんと押さえてある。
イスラム教から始まり、キリスト教、ユダヤ教、仏教、ヒンドゥー教、
そして日本古来の宗教である神道、という順番で解説されている。
中東問題とは? アラブの春とは? ローマ法王とは?
チベット仏教とは? カースト制度とは? 神社の仕組みは?
こうした事柄を噛み砕いて平易な言葉で説明できるのは、この人の真骨頂。
とりあえずは、表紙にあるとおり、「世界のニュースがわかる」だけの
基礎の基礎をしっかりと頭に入れることができるだろう。