坂東蛍子、日常に飽き飽き (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 坂東蛍子、日常に飽き飽き (新潮文庫) |
発売日 | 2014-08-28 |
製作者 | 神西 亜樹 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101800066 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » さ行の著者 |
購入者の感想
レーベル立ち上げの新潮nex大賞の第一回受賞作ということで購入してみました。
他の方も既に書いているように、ネット上に掲載されているものを元に本書を書き下ろしたようです。
内容は群像劇のスタイルを取っています。
たぶん好き嫌いははっきりと別れる文章だと思います。一文一文がどちらかというと冗長で、目が滑りがちです。
リズムに乗れれば気にならないのかとも思いますけれど、自分にはちょっと無理でした。
なにより視点があまりに目まぐるしく展開して、これは誰が喋っているのだろう?とか
なんでこんなことを?と突っ込みたくなることを繰り返しているうちに、物語の世界からどんどんと思考が離れていってしまいました。
2章は特に辛く、何度も途中でのを止めようかと思いました。
試みは面白いと思うので、もう少し整理して読みやすくした状態だったらなぁとも思いましたが、
自分のようなタイプはもしかしたら珍しく、他の皆さんはすらすらと読めたのかもしれません。
あと、どうしても物語の内容上、森見さんの夜は短し歩けよ乙女と比較してしまい、そうなるとこの評価に落ち着いてしまいました。
他の方も既に書いているように、ネット上に掲載されているものを元に本書を書き下ろしたようです。
内容は群像劇のスタイルを取っています。
たぶん好き嫌いははっきりと別れる文章だと思います。一文一文がどちらかというと冗長で、目が滑りがちです。
リズムに乗れれば気にならないのかとも思いますけれど、自分にはちょっと無理でした。
なにより視点があまりに目まぐるしく展開して、これは誰が喋っているのだろう?とか
なんでこんなことを?と突っ込みたくなることを繰り返しているうちに、物語の世界からどんどんと思考が離れていってしまいました。
2章は特に辛く、何度も途中でのを止めようかと思いました。
試みは面白いと思うので、もう少し整理して読みやすくした状態だったらなぁとも思いましたが、
自分のようなタイプはもしかしたら珍しく、他の皆さんはすらすらと読めたのかもしれません。
あと、どうしても物語の内容上、森見さんの夜は短し歩けよ乙女と比較してしまい、そうなるとこの評価に落ち着いてしまいました。