1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編 の感想

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タイトル1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編
発売日販売日未定
製作者奈良 裕明
販売元雷鳥社
JANコード9784844134152
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 文学理論

購入者の感想

●1週間でマスターとうたいながら、課題の制限時間1週間とか書いてあるのはどうなんだ?全体の構成上は第5日目の「プロットを作ってみよう」から始まるべきではないのかという気がしたりするけど、期待していた程度には面白くためになった。 ●趣味の範囲で小説でも書いてみようかと思って読んだのだけど、小説は書かなくても小説の読み方が変わって深くなるのでは?と思えた。 ●ハコガキでプロットを構成していく方法論は、実践してみたい=書いてみようかとくすぐられた。 ●図書館本だったけど結局Amazonで買ってしまった。

人それぞれかもしれませんが、数ページで読む気失せました。1週間とありましたが一日目も読めませんでした。
指南書というより著者の回りくどい語りばかりで要点が書かれていないし頭にはいらない。
添削とかあるのですが、なぜそこを、しかもそう添削した?とイライラする部分も多数(まあこれは人の感性によるかもしれない)。
もう、小説は私の作品なのだから、自由に書こうと思えた、よい本でした。

小説を書くことについて全く素人の私ですが、その書き方本を何冊か読んだ上で、中でも分かりやすい本でした。小説というものは、読者に対する「問いかけ」であると自分の中で再定義できたことから始まり、客観的に存在するものである以上、書き手としては常に客観的な態度が必要とされること、かといって思いいれ・熱意は当然必要であり「書くとき主観。読み直すとき客観」という基本方針をもって臨む必要があることなど、小説を書くにあたっての基本的な考え方を知ることができました。

また技術的にも、プロットの作り方、推敲の仕方、伏線の張り方、ラストシーンの作り方など基本的なことが多く学べます。また、実例の添削例も豊富で(ひとつひとつ追いかけるのはちょっと骨が折れますが)、具体的な理解も進むように書かれています。

思ったのは、小説もやはり計算が必要であり、情熱だけでは難しいものがありそうだということ。読み手というものを意識して、その情熱を伝えるクールさ、合理性、計算というものが大切だということが分かったような気がします。

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