ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray] |
発売日 | 2020-01-10 |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
出演 | レオナルド・ディカプリオ |
販売元 | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
JANコード | 4547462123015 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
ディカプリオ&ピット夢のタッグ。しかもこれを実現させたのがふたりを熟知するタランティーノ監督。そして舞台が全盛期60年代終盤ハリウッド。それだけでも注目作でしたが、しかしこの作品のもうひとつの見どころ、もうひとりの主人公はオールド映画ファンなら1969年8月9日に惨殺された実在人気女優だったシャロン・テートであり、彼女の、その日に至るまで、がサイドストーリイ的に淡々と流れていきます。。。
50年代にTVでならした、しかしいまは落ち目加減の主人公と、その親友であって、スタントマン兼生活面での補佐役。背景には「夢のカリフォルニア」「ミセス・ロビンソン」「サークル・ゲーム」と60年代終盤チャートを踊った名曲群に、ブルース・リーやマックイーンなど実在したスターたちの登場。「レヴェナント」でオスカー男優に輝いたディカプリオは「華麗なるギャツビー(リメイク)」でも証明されたように富豪役はハマルし、実生活でのつらい苦難を経たピットも、渋みを増した深い演技です。甲乙つけがたい熱演です。
まれにみる、超、のつく絢爛豪華作品といえるでしょう。しかし、本作は、ミステリー色の濃い、しかも“冗長で意味不明の描写が多い”という点では典型的タランティーノ・マジック作品として仕上がったともおもいます。後味のよさ、悪さを論じてしまうとネタバレになるので避けますが、ゴージャス極まりない“ハリウッド映画”をみた、という満足度は大いににありますし、広く映画ファンにおすすめできます。星5つをつけさせていただきます。
50年代にTVでならした、しかしいまは落ち目加減の主人公と、その親友であって、スタントマン兼生活面での補佐役。背景には「夢のカリフォルニア」「ミセス・ロビンソン」「サークル・ゲーム」と60年代終盤チャートを踊った名曲群に、ブルース・リーやマックイーンなど実在したスターたちの登場。「レヴェナント」でオスカー男優に輝いたディカプリオは「華麗なるギャツビー(リメイク)」でも証明されたように富豪役はハマルし、実生活でのつらい苦難を経たピットも、渋みを増した深い演技です。甲乙つけがたい熱演です。
まれにみる、超、のつく絢爛豪華作品といえるでしょう。しかし、本作は、ミステリー色の濃い、しかも“冗長で意味不明の描写が多い”という点では典型的タランティーノ・マジック作品として仕上がったともおもいます。後味のよさ、悪さを論じてしまうとネタバレになるので避けますが、ゴージャス極まりない“ハリウッド映画”をみた、という満足度は大いににありますし、広く映画ファンにおすすめできます。星5つをつけさせていただきます。