狩猟日誌 元射撃選手がはじめて鹿を仕留めるまで の感想
参照データ
タイトル | 狩猟日誌 元射撃選手がはじめて鹿を仕留めるまで |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 今井 雄一郎 |
販売元 | 共栄書房 |
JANコード | 9784763410788 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 環境問題 |
購入者の感想
著者の今井さんとFacebook上で友達になってから、その人柄に惹かれて購入しました。
私自身、若手猟師という事もあり「猟師としての考え方」の指針になる本でした。
内容は、狩猟技術・射撃技術・銃砲知識・人と獣の関わり・ジビエレシピ・ダニや肝炎などの安全性など、多くの要素が入っています。
中でもこの本の主題となっているのが「失敗談」です。
狩猟の成功例を教えて下さる先輩は多いのですが、「失敗談」を詳しく教えてくださる方は少ないように思います。
獲物を前にした時の躊躇や迷いなど、「自分の弱さ」を素直に描かれているので、著者と一緒になって悩み克服していくような感覚になれます。
「失敗談」が中心なので成功談はさらりと書かれており、もっと喜んで良さそうな場面でも「たまたま運が良かったのだ」と著者のストイックな姿勢は変わりません。
狩猟に真剣になって追及していく姿勢が、この本のシブくて味がある所なのです。
作中でヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」が登場したり、ラビッツフットを作る場面があったりと、ヘミングウェイファンには別の楽しみもあります。
森林や獣の動きの描写は、どことなくヘミングウェイの「ニックもの」を彷彿とさせるような文体で、「ヘミングウェイを日本で一般人にするとこうなるのかも」と楽しめました。
狩猟を題材とした本ですが、狩猟をした事がない方にも十分配慮されていますので、お薦めできます。
難しい専門用語はなく、この本の最後には狩猟や銃についての用語解説もされています。
ざっくりと「狩猟の雰囲気」を楽しむも良し、興味があれば用語を調べるも良しと、自由に読み進められるのが良いですね。
私は読み終わってさっそく「鹿の味噌漬け」を試してみました。
著書では「味噌を塗って3~4日チルドで漬ける」ことになっていましたが、手元にあるのが冷凍だったので「冷凍背肉に味噌を塗りたくって冷蔵室で2日間解凍と漬け込み」で試してみました。(ブロック丸ごと味噌漬け!)
かなりの手抜きですが、結果は最高!おかげ様で解凍方法の定番になりそうです。
私自身、若手猟師という事もあり「猟師としての考え方」の指針になる本でした。
内容は、狩猟技術・射撃技術・銃砲知識・人と獣の関わり・ジビエレシピ・ダニや肝炎などの安全性など、多くの要素が入っています。
中でもこの本の主題となっているのが「失敗談」です。
狩猟の成功例を教えて下さる先輩は多いのですが、「失敗談」を詳しく教えてくださる方は少ないように思います。
獲物を前にした時の躊躇や迷いなど、「自分の弱さ」を素直に描かれているので、著者と一緒になって悩み克服していくような感覚になれます。
「失敗談」が中心なので成功談はさらりと書かれており、もっと喜んで良さそうな場面でも「たまたま運が良かったのだ」と著者のストイックな姿勢は変わりません。
狩猟に真剣になって追及していく姿勢が、この本のシブくて味がある所なのです。
作中でヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」が登場したり、ラビッツフットを作る場面があったりと、ヘミングウェイファンには別の楽しみもあります。
森林や獣の動きの描写は、どことなくヘミングウェイの「ニックもの」を彷彿とさせるような文体で、「ヘミングウェイを日本で一般人にするとこうなるのかも」と楽しめました。
狩猟を題材とした本ですが、狩猟をした事がない方にも十分配慮されていますので、お薦めできます。
難しい専門用語はなく、この本の最後には狩猟や銃についての用語解説もされています。
ざっくりと「狩猟の雰囲気」を楽しむも良し、興味があれば用語を調べるも良しと、自由に読み進められるのが良いですね。
私は読み終わってさっそく「鹿の味噌漬け」を試してみました。
著書では「味噌を塗って3~4日チルドで漬ける」ことになっていましたが、手元にあるのが冷凍だったので「冷凍背肉に味噌を塗りたくって冷蔵室で2日間解凍と漬け込み」で試してみました。(ブロック丸ごと味噌漬け!)
かなりの手抜きですが、結果は最高!おかげ様で解凍方法の定番になりそうです。