男色の日本史――なぜ世界有数の同性愛文化が栄えたのか の感想

私は当事者ですが、自分たちの事を意外と知らないことが多いですね。
資料に基づくしっかりとした研究所になっていて、語彙そのものの問題も話題になっていました。なにせ海外に方が書いていらっしゃるから。
よくこういう歴史書の類いは「～らしい」で終わってしまうんですが、この本は裏付けに基づいて書かれた部分が多いような気がしました。
まだ完全に読み切っていませんが、ありがちなこの手の本ではなかったです。
よく翻訳できたと思います。研究書に近いので固い本ですが、真面目に読みたい方には御勧めですね。