怒り(心の炎の静め方) の感想
参照データ
タイトル | 怒り(心の炎の静め方) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ティク・ナット・ハン |
販売元 | サンガ |
JANコード | 9784904507780 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 人文・思想 » 宗教 |
購入者の感想
喜怒哀楽と様々な感情を我々は持ちますが、それも含めての自分自身です。社会的規範ではその感情に価値や序列を着けがちであり、ネガティブなものは社会から批判されるように、自分でもそれを押さえ込もうとしがちです。
しかし、本書では怒りを抱くことを否定していません。
むしろそうしたネガティブではあっても自分の中にわき上がってきた感情を認め、そのように感じる自分を否定しません。
そしてその怒りの感情に対して、自分の愛する子供がむずかったりしたときなどに、抱くような包み込むような愛しさをもって、静かに怒りを抱くように説きます。
これは感情をコントロールするための単なるハウツー本ではけっしてありません。
難しく敬遠しがちな禅宗のコンセプトについて、欧米人向けに書かれたものですが、それがかえって日本人にとって非常に理解しやすく語られています。
「マインドフルネス」という言葉もますますあちこちで目にするようになりましたが、ティクナットハンの語る言葉は腹の底にストンと落ちる説得力と分かり易さがあります。
しかし、本書では怒りを抱くことを否定していません。
むしろそうしたネガティブではあっても自分の中にわき上がってきた感情を認め、そのように感じる自分を否定しません。
そしてその怒りの感情に対して、自分の愛する子供がむずかったりしたときなどに、抱くような包み込むような愛しさをもって、静かに怒りを抱くように説きます。
これは感情をコントロールするための単なるハウツー本ではけっしてありません。
難しく敬遠しがちな禅宗のコンセプトについて、欧米人向けに書かれたものですが、それがかえって日本人にとって非常に理解しやすく語られています。
「マインドフルネス」という言葉もますますあちこちで目にするようになりましたが、ティクナットハンの語る言葉は腹の底にストンと落ちる説得力と分かり易さがあります。