雨の日と月曜日は の感想
参照データ
タイトル | 雨の日と月曜日は |
発売日 | 2014-09-24 |
アーティスト | アン・バートン |
販売元 | MUZAK,Inc. |
JANコード | 4524505320709 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン |
購入者の感想
ジャズ評論家の本を読むと、まず間違いなく「バラード&バートン」を代表作として紹介されています。異論はありません。しかし、しっとりとしたバラード曲とピアノトリオとともにスウィング感を利かせた曲とのバランスで言えば、当アルバムが最高傑作とするほうに一票を入れたいです。
1曲目「 I Thought About You 」、2曲目「もしも私が鐘ならば」。その昔、学生時代にFMで聴いたときには、あまりの素晴らしさに戦慄が走ったほどです。カセットテープに録音したそれが聴くに耐えられないくらい音質に落ちた頃に、たまたま吉祥寺の中古レコード店で当アルバムを入手したときの喜びは忘れられません。
ヘレン・メリルが歌った名曲中の名曲、「 Youd Be So Nice To Come Home To 」が収録されている。これはもう、いずれ劣らぬ完成度の高い曲を集めた名盤です。
初心者が女性ジャズヴォーカルを聴いてみようと廉価版のCDを買うと、サラ・ヴォーン、ビリー・ホリディ、先ほどのヘレン・メリルという往年の巨匠たちのそれから入るといったケースが往々にしてあります。むろん彼女たちのヴォーカルを否定はいたしません。しかし、いかんせん古い。それに各自が個性がありすぎて拒否反応を示すといった危険性がなくもありません。
アン・バートンはそれらと較べて素直にストレートに耳に心地よく入ってくる。まさに日本人の感性にあったヴォーカルです。
当アルバムをまず聴いて、バラード曲により惹かれるものがあれば「バラード&バートン」、「ブルー・バートン」と進むのがいいですし、そっくり全体を気に入れば「スカイラーク」、「ニューヨークの想い」に進むのがいいでしょう。期待を決して裏切ってくれない一枚として推薦いたします。
1曲目「 I Thought About You 」、2曲目「もしも私が鐘ならば」。その昔、学生時代にFMで聴いたときには、あまりの素晴らしさに戦慄が走ったほどです。カセットテープに録音したそれが聴くに耐えられないくらい音質に落ちた頃に、たまたま吉祥寺の中古レコード店で当アルバムを入手したときの喜びは忘れられません。
ヘレン・メリルが歌った名曲中の名曲、「 Youd Be So Nice To Come Home To 」が収録されている。これはもう、いずれ劣らぬ完成度の高い曲を集めた名盤です。
初心者が女性ジャズヴォーカルを聴いてみようと廉価版のCDを買うと、サラ・ヴォーン、ビリー・ホリディ、先ほどのヘレン・メリルという往年の巨匠たちのそれから入るといったケースが往々にしてあります。むろん彼女たちのヴォーカルを否定はいたしません。しかし、いかんせん古い。それに各自が個性がありすぎて拒否反応を示すといった危険性がなくもありません。
アン・バートンはそれらと較べて素直にストレートに耳に心地よく入ってくる。まさに日本人の感性にあったヴォーカルです。
当アルバムをまず聴いて、バラード曲により惹かれるものがあれば「バラード&バートン」、「ブルー・バートン」と進むのがいいですし、そっくり全体を気に入れば「スカイラーク」、「ニューヨークの想い」に進むのがいいでしょう。期待を決して裏切ってくれない一枚として推薦いたします。