シング・ストリート 未来へのうた(字幕版) の感想

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タイトルシング・ストリート 未来へのうた(字幕版)
発売日2017-01-10
監督ジョン・カーニー
出演フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
JANコード登録されていません
カテゴリPrime Video » カテゴリー別 » 外国映画 » ドラマ

購入者の感想

「ONCE ダブリンの街角で」も見ましたが、こちらの作品の方がより好きですし、共感しやすかったです。
大不況のダブリンにあって、「この国を出ない若者はうつ病になる」という主人公コナーの兄の言葉が端的に
示すように、1980年代のアイルランドの閉塞感、近くの大国・イギリス、ひいては遠く離れた自由の国・
アメリカへの憧憬もひしひしと感じられました。

しかしこの世代の男の子って、こんなにも急に大人びるのでしょうか?映画だからといえばそうですが
はじめはイケてなくて子供っぽかったコナーがバンド結成を機にヘアスタイルも決めて、
顔つきも精悍で男らしく、ついにはいじめっ子さえも手なづけてしまうのが小気味いいです。

80年代ティーンエイジャーだった人たちには、懐かしいナンバーが流れますが、コナー率いるバンドのオリジナル楽曲も見事です。また実際の役者さんもかなり練習したのでしょう。歌も楽器演奏の腕もメキメキ上がっていきます。

コナーが成長したのはやはり憧れの女性ラフィナの存在が大きいんだろうな。最初は彼女の方が断然大人に見えますが、途中からはイーブンになるという。ラフィナもけばいお姉ちゃんという印象から個人的には変わってきました。弱い面やほとんどすっぴんの場面も出てくるからだと思うんですけどね。

やや終わり方は唐突のようにも感じましたが、ああ終わらないと締まらなかっただろうし…
小さなボートで大海に漕ぎ出したコナーに思わずエールを送りたくなる、そんな映画でした。

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フェルディア・ウォルシュ=ピーロが出演のジョン・カーニーのシング・ストリート 未来へのうた(字幕版)(JAN:登録されていません)の感想と評価
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