夢研究者と神_神が語った睡眠・宇宙・時間の秘密 の感想

フロイトはリビドー（性欲）を夢分析の心理学の根底に考え、芸術をその昇華と考えましたが、性欲から精神性の高い芸術はできません。ユングは人間の精神の要素は霊的なものであることを理解していましたが、唯物論的学問の時代の影響で、あくまで潜在意識の元型として考えました。ペリー氏の夢研究は、人間の量子意識的な観点で宇宙意識と通じていて、生きたものと考え、神に通じるより高次の意識として捉えていることが特徴です。ユングの夢解釈と違う点は、生きた高次の霊的な意識に夢が影響を受けている点を論述していて、この解釈ですと仏陀、イエス、弘法大師、エマソン等の高次超能力者の能力が理解でき、またバートランド・ラッセルが『幸福論』で述べている潜在意識に独自に仕事をさせて厖大な著書を書いた理由が分かり、潜在意識の真の使い方が理解できます。　　

本の内容自体は面白く感じました。
評価点4はその意味です。

以下、苦言を述べます。
ベリー西村というペンネームですが、以前は泉山秋と名乗っていたのではないでしょうか。
2003年の予知を大外ししたからでしょうか。
卑劣だと思います。
予知夢なんで外す事もあるでしょう。外したら外したで検証すればよいこと。
隠すと書いている内容全てがウソくさくなります。

本書は、精神世界と科学的根拠から
“夢”についての新しい考え方が記載されております。

たとえば、夢の世界を、３種類に分け、
それぞれの夢の特徴を説明してくれています。

また、「繰り返し見る怖い夢」とは、
『神様の学校』に入学するための資格テスト問題であり、
その問題に対処する方法なども記載されております。

本書を読むと、今まで持っていなかった、
新しい視点で自分の夢を楽しく振り返られると思います。