トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 (小学館文庫) の感想
参照データ
タイトル | トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 (小学館文庫) |
発売日 | 2013-11-06 |
製作者 | 青木 理 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094120479 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
この人、人生のすべてを病院建設による医療の普及に賭けている。もうその目的達成のためなら、どんなことをしようと全て善であり、自分はその使命を全うするための特別な存在なんだと思っている。そのあたりの変人ぶりは、スティーブ・ジョブズにイメージが重なる。
徳洲会病院の24時間オープン、個別報酬一切拒否のポリシーは、既得権益を守ろうとする医師会をはじめとする守旧団体から激しい抵抗を受け続けている。しかし、患者の立場からすれば、トラオの徹底的な旧来秩序の破壊活動がなければ良質な医療をどこでもうけられるようにはならなかった。
選挙違反? そんなことは小さい話、彼の志のほうが断然大きい。都知事が吹っ飛ぶような金が乱れ飛ぼうと、トラオの偉業にたいした傷はつかないのだ。
徳洲会病院の24時間オープン、個別報酬一切拒否のポリシーは、既得権益を守ろうとする医師会をはじめとする守旧団体から激しい抵抗を受け続けている。しかし、患者の立場からすれば、トラオの徹底的な旧来秩序の破壊活動がなければ良質な医療をどこでもうけられるようにはならなかった。
選挙違反? そんなことは小さい話、彼の志のほうが断然大きい。都知事が吹っ飛ぶような金が乱れ飛ぼうと、トラオの偉業にたいした傷はつかないのだ。