アレルギーっ子の生活百科―環境汚染からみたアレルギーとのつきあい方 の感想

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アレルギー育児のバイブル的本です。

対症療法でなく、アレルギーのメカニズムから学んで根本から対処していくことをサポートする内容です。アトピーからアナフィラキシーまで、また妊娠中の食べ物選びから思春期の注意まで、内容は多岐に渡り、辞典のように使うことが出来ます。

個人的には、詳しい内容にも助かりましたが、著者の角田先生の育児に対する姿勢に強く影響を受け、勇気付けられました。（先生は4人のお子さんをお持ちで、みなアレルギーっ子です）

自分の子供がアレルギーだと分かった時、私は「なんでアレルギーになっちゃったんだろう？」「今までの何がいけなかったんだろうか？」と後悔で一杯でした。

でもこの本の中の「アレルギーっ子が自立する時には、よく手入れされた布団と、自分にあった食べ方を選ぶ目を持たせよう」という意味のページを読み、頭を殴られたような気がしました。自分の悩みで一杯になっている場合ではない、子供がこれからアレルギーに対処して生きていくために、出来るだけのことをしてあげなくては！という気持ちに切り替わったのです。

そういう意味でも非常に感謝している本です。是非読んで見てください。