悩むが花 (文春文庫) の感想

怒りながら、というだけあって生ぬるい
甘えの酷い質問者に対し伊集院氏が問答無用でぶった斬りまくり。

ときにはバカだのバカタレだのと完全に斬り捨てているが、
それでもしっかり相手を見てアドバイスしているところが、さすがの伊集院氏だ。
その分析力たるや尋常ではない。

その本質を読める、完全に大人向けの本であり、読書だと思う。
表面だけ見てなんだこのおっさんは、とキレるような子供には伊集院氏の本は（本質は）読めない。