阿川佐和子の世界一受けたい授業―第一人者14人に奥義を学ぶ (文春MOOK) の感想

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参照データ

タイトル阿川佐和子の世界一受けたい授業―第一人者14人に奥義を学ぶ (文春MOOK)
発売日2012-10-10
製作者阿川 佐和子
販売元文藝春秋
JANコード9784160086104
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

帯には「70万部突破『聞く力』実践編」と銘打たれています。表紙のセーラー服姿…なんと阿川佐和子さんご本人です! いわゆるひとつの「コスプレ」です。
その意味でも、本書は「阿川ファン」への素敵なプレゼントです。バラエティ感が横溢。
「まえがき」には「コスプレ」はご本人の発案だと書かれています…しかし、その経緯にはがウィットが感じられて楽しい。
父君である阿川弘之氏とのツーショットや仕事場の風景、ゴルフ・ウェア姿(これ、コスプレじゃありませんから…)など、カラー写真で巻頭9ページが飾られています。

肝心の『聞く力』の妙味・極意は、「日本における各界の第一人者との対談」で如何なく発揮されています。
『週刊文春』での連載からセレクトされた12本と『文藝春秋』の鼎談1本を〆に加えています。

対談のお相手は、小澤征爾、塩野七生、河合隼雄、野口聡一、五木寛之、養老孟司、安藤忠雄、大島優子、室伏広治、デーモン閣下、市川海老蔵、李登輝。
そして阿川弘之、村上龍との鼎談。
それぞれ「しかるべき人」ですから、話の内容には「深み」があります。また、モノクロですが対談中の写真が2カットずつ掲載されています。
対談相手の顔が一様に輝いているのは、ご本人の「内なる精神」が発露しているからでしょうが、阿川氏の『聞く力』効果が一役買っているのも確かでしょう。
楽しく読み切れます。
読者が本書を通じて「知らない人物」に興味を持っていただけたとするならば、インタビュアーとしては値千金でしょう。

『聞く力』を読んだ方には「副読本」として、読んでいない方へは「入門書」としてオススメです。
また、本社内容を「連載」時に読まれた方も、読まれていない方も…阿川ファンには「必携ムック」でしょう。

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