神道と日本人(旧版) の感想

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参照データ

タイトル神道と日本人(旧版)
発売日販売日未定
製作者葉室 頼昭
販売元春秋社
JANコード9784393299128
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 神道・祭祀 » 神道

購入者の感想

葉室形成外科病院長でいらした著者が、神職最高階位・明階を取得され、春日大社の宮司になられた。
私は過去にその経緯が書かれたご著書を1冊読んだことがありました。5人の子育て中でしたから、大雑把に読んでしまいましたが、日本人の「はたらく」とは「はた」を「らく」にすること。周囲の人を喜ばせること。この言葉だけは心に刻むことができました。
 政治、経済そして教育に絶望感が募り、自然農法や仏教関係の本をこの1年間読んできました。
回り道をしましたが、最近能楽を学び始めて寄寓にもこの本と出合うことができました。
 父親の存在は、子どもに尊敬する、敬うという心を生まれさせるためにいる。(P.102)
いつも支えてくれている主人に感謝できない、「ハイ」といえないなら子どもにいい影響があるはずがありません。自分が劣っているように思う人がいますが、「ハイ」はご神言です。(=アーメンとか南無とか理屈で理解できない言葉) これしか日本をよくする方法はないんですね。(P.106)
 自然というのは何パーセント滅ぼすなんていうことはしないんです。消すときは百パーセントです。
自然が日本人は必要ないから子どもを作らせないようにしているわけです。(P.113)
 この世界というのは循環とバランスです。命の知恵と知識がお互いにバランスを取らないと、どちらもダメになってしまう。いまは知識だけで生きている。
 生かされていることを考えないで、おのれの知識だけで生き抜くという極端な人間が独裁者です。晩年はみんな同じ状態だったそうです。(P.118)
子どもは、母親の行動を見て知恵を学びます。学ぶは真似るから始まる。神さま、仏さま、命を伝えてくださったご先祖様に感謝できなければ、昔からの知恵が伝わらないわけです。(P.125)
昔からの伝統や歴史、生きるための知恵を伝えることが、老人の役目なんです。それも言葉ではなく生活態度で示す。(P.132)
 本当のことはシンプル。複雑にしているのは人間の我欲です。(P.180)
どうぞご一読ください。

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