東京カフェ散歩 観光と日常 (祥伝社黄金文庫) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル東京カフェ散歩 観光と日常 (祥伝社黄金文庫)
発売日2012-12-12
製作者川口 葉子
販売元祥伝社
JANコード9784396315917
カテゴリ暮らし・健康・子育て » グルメ » レストランガイド » その他

購入者の感想

川口葉子氏の東京カフェ案内である。氏の手による他の著書と同じく、カラー写真がふんだんに使われ見て楽しく、オーナーやプロデューサーのインタビュー、店の来歴などのディテールで埋め尽くされた紹介文は読んでタメになる(具体的に何のタメになるかはさておき)。

サブタイトルに「観光と日常」とあるとおり、観光編と日常編という2編成で構成されている。

観光編では、渋谷、代官山、東京スカイツリーや谷中や馬喰町等下町全般、銀座、表参道、白金台・目黒、新宿といったエリアの喫茶店やカフェが紹介されている。

例えば渋谷を見てみると、名曲喫茶ライオンといった超老舗からカフェ・アプレミディといった一時代を創って今尚健在のお店、マメヒコのような比較的最近のお店まで満遍なく選ばれている。
代官山のT-SIDEにあるAnjinや渋谷ヒカリエのD47や表参道のbillsといった、マスな媒体で話題になったお店もあれば、へぇそんなカフェあったんだぁというチョイスもある。

日常編では、代々木上原近辺、東急世田谷線、中央線中野-吉祥寺間、ピンポイントで神保町といったエリア、あとは23区を中心に、これも老舗から最近オープンした個性の光るお店までバラエティ豊かなカフェが紹介される。ただ、東京の中でもハイソなエリアに立地するお店が多く、日常編という表現がふさわしいかはやや疑問である。

東京はとにかく広い。いろんなモノがあちこちに点在していると言えばいいか。例えば、吉祥寺からは本書では「横尾」一軒のみの紹介となっているが、Hanakoが吉祥寺特集を組めばカフェだけで10軒20軒は出てくる。吉祥寺には「横尾」以外にも、本書に載っても良さそうな、著者の好みそうなお店がある。
吉祥寺は例としてちょっと極端と思うが、そんな百花繚乱状態の東京から、これぞというカフェを選ぶというのはなかなか難しかったのではないか。

観光編に載っているお店は、別のミックスもあったかと思うが、これはこれで納得で、タイトル通り東京観光のお供にふさわしい。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

東京カフェ散歩 観光と日常 (祥伝社黄金文庫)

アマゾンで購入する
祥伝社から発売された川口 葉子の東京カフェ散歩 観光と日常 (祥伝社黄金文庫)(JAN:9784396315917)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.