古代史で読みとく 桃太郎伝説の謎 (祥伝社黄金文庫) の感想

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参照データ

タイトル古代史で読みとく 桃太郎伝説の謎 (祥伝社黄金文庫)
発売日2014-09-01
製作者関 裕二
販売元祥伝社
JANコード9784396316457
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

購入者の感想

 著者の他の本が面白かったことと、タイトルの桃太郎伝説にひかれ、
購読しました。 
 結論を言うと、桃太郎伝説の謎は、期待したほど解かれていない気がします。
 何故、キジ、サル、イヌが登場し、また桃太郎を含め、これらの者たち、あるいは氏族が、
古代史の中で、どういう位置づけがなされ、どの様な事績があったのか。
その具体的な流れと、桃太郎の物語のつながりは、どうなっているのか。
 それを踏まえ、どの様な経緯を経て、「桃太郎」が物語として成立したのか。
裏にはどの様な意味が隠されているのか。
腑に落ちるほどの解説は、十分になされていないと思います。

 桃太郎伝説のクエスチョンを中心に、この本を読むと、
期待外れに終わるかもしれません。
 古代史は文献も少なく、謎が多いため、
多くを期待するのは、無理なのでしょうか。
 また、読後、暫く立っているため、忘れた部分も多く、
上に書いたことは、正確ではないかも知れません。

 著者は、古代史の本をたくさん書いており、
桃太郎を切り口に、吉備氏などの歴史の主流から外れた
者たちの歴史を解き明かすという意味では、
著者の知識が十分に生かされた内容だと思います。

 ただ、著者の本が初めての方は、別のものをおすすめします。
古代史に造詣が深く、興味深い本を書いていると思います。

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